ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

「アリー / スター誕生」

予告編を見て、歌うシーンで一気に引き込まれ、 (えらく声の魅力的な女優さんだな、誰だろうこれ、何か出てたっけ?・・・見たことない人だけど新人かな、すごい才能だな、いやーアメリカというのは本当に人材豊富なんだな・・・)と思ったら、なんと素顔のレディー・ガガだったという(笑)

 

いくらアメリカでも、まあ、そうは居ないよね。

それで、以前テレビにブラッドリー・クーパーがこの映画の宣伝に来ていて、レディー・ガガに出演を口説き落とした話をしていたのを思い出しました。歌を必死に練習した、とも。

 

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超有名なミュージシャンであるジャクソンが、ライブの帰りにバーに寄り、そこのステージで歌うアリーを見つける。アリーの歌と才能に惹かれたジャックは、アリーを自分のステージに上げて、アリーはスターになっていく。

・・・中盤まではだいたいそんなお話。

 

 

ストーリー自体は、何度か映画化されているのだそうです。

私はどれも見たことがないので、どこまで定番でどこからレディー・ガガに合わせた設定なのか、他のバージョンも見てみたいと思います。

まあそれにしても、 アリーが魅力的なんですよ。 もう歌唱力がものすごい説得力! それで全て、何もかも納得させます。 おまけに、この人、演技は初めてだって本当ですか? 入り込んで映画を撮りおわった後に辛くなっちゃうんじゃないかと心配になるくらい、アリーになってました。

ジャックに会えなくなるのは当然として、ブラッドリー・クーパーとも仕事が終われば終わるんだから、騙されたような気持ちにならなければ良いけど、くらいに思ってしまいます。

最初の方のナチュラルなアリーは可愛らしさも感じさせて、これはこれでとっても魅力的。 そしてストーリーが進んでいくにつれて、どんどん見慣れたレディーガガになって行きます。 どちらも素敵ですけど、私はナチュラルなアリーが、かなり好きです。

 

ウェイトレスから大スターへのシンデレラ物語、ではあるけれど、同時に、恋愛の始まりから終わりまでのお話だと思いました。終わってないかもしれないけど。 ありえないようなお話を丁寧に運んでいく、丁寧な映画だとも思いました。 DVDを買って繰り返し観たいです・・・。

 

今年の一番は「グリーンブック」で決定だと思ったけど、悩むなあ。