読んだ本 覚え書き
本についてはしばらく放置してたけど、 やっぱり覚え書きを書いておいた方がよさそう。
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『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ1~7 三上 延 著
ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上 延
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/03/25
- メディア: 文庫
とても面白かった。
出版社と表紙から(これはライトノベルと呼ばれるものなんだろうか?)と思ったけど、なかなかどうして、読みやすくて、なおかつしっかり中身が詰まった謎解きものでした。次へ次へと、ついつい全巻買ってしまいました。
栞子さんも、語り手「俺」五浦さんも、とっても魅力的。大好きです。ラストの7巻の、問題の本を落札する場面では手に汗にぎりましたね・・・。
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『よみがえる変態』 星野 源 著 あの星野源です。
なんと、くも膜下出血を起こす前から女性ファッション誌にコラム(?)を連載していて、つまりそれまでどんなかんじの生活をして、どんなかんじでくも膜下出血を起こして、どういう状態で病院に行って、手術して・・・・っていうのが本人の手で書き綴られているわけです。
睡眠は大事だなあと思いました。
ちなみに、連載開始時は東日本大震災のすぐ後くらい。何をどう書こうか迷ったんでしょうね。最初のお題が「おっぱい」です。死にたい気分になったときには、「おっぱい揉みたい」と声に出すといいらしい。 文庫になる時に加筆された部分である「楽しい地獄だより」という章が、ぶっちぎりでこの本の目玉。 読み終わって、「地獄でなぜ悪い」(アルバム「YELLOW DANCER」に収録)を聴いて、(そういう曲だったんだ~)と納得した。
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『花のあと』 藤沢 周平 著
- 作者: 藤沢 周平
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1989/03/10
- メディア: 文庫
時代小説の短編集。
「鬼ごっこ」が一番好きだ。吉兵衛がおやえを訪ねてくると、おやえは殺されていた。誰が、なぜ。表題作の「花のあと」も良かった。
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『時雨のあと』 藤沢 周平 著
時代小説の短編集。
「果たし合い」と「意気地なし」が好きだが、総じて、後に長編に生かす試作といった気配を感じる。藤沢周平原作の映画は観たけど長編はまだ読んでないので楽しみ。
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『橋ものがたり』 藤沢 周平 著
時代小説の短編集。
橋にまつわる短編が10編。 どれも良かった。舞台がどれも深川近辺なので、しばらく手元に置くつもり。