「アラジン」実写版
もうアニメ版が好きで好きで好きで、 ディズニーのプリンセスが出てくるアニメの中で一番好きだったんですよね。
なので、これは観なくっちゃなーと思ってました。 アニメ版で使われていた曲はやっぱり良いし、ウィルスミスのジーニー(ランプの精、青い魔神)は期待を裏切らない実写ジーニーだったし、魔法の絨毯で空を飛ぶシーン(観光旅行?ドライブデート?)は、やっぱりイイカンジだし、アリ王子になってパレードしてお城入りする場面はアニメ版以上に派手派手でした。
最初の始まりが、海なんです。 船に乗っているメンバーの顔から、 (どこの海なのかな、地中海?カリブ海?)って思ったのは私だけかな。
そしてこの映画のアグラバーは、随分インド文化が濃い場所で多民族国家のようだ。
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面白かったし豪華だし、良かったんだけど、 個人的な希望としてはもっとコテコテにアラブっぽい方が良かったな。
登場人物たちはもっと一目でアラブ人だと思う見た目のアラブ系の人で見たかったし、たとえステレオタイプだと言われようとももっと砂漠やラクダが見たかった。
多様な文化や人種に配慮したらしいけど、それ、必要かね。
だってアラビアンナイトだよ。どこか架空のファンタジー世界じゃなくて、中東のあたりのどこかの、いつか分からないけどすごーく昔、の話でしょ。
やっぱり私はアニメ版の方が好きかな。 アラジンもジャスミンも、アニメ版の方が機知に富んでいて、個人の資質を感じさせて納得がいく。
国を救った英雄を王位に就けるのか、 王位継承には血の濃さが大切なのか、 女性に王位を継がせるかどうかという観点だという意図は理解できるのですが、私は(別にこの人何もしてないよなー)と思ってしまいました。
もっとこってり、そこに至るまでの人柄を描いて欲しかったです。今回一番頑張ったのって、魔法の絨毯かも。
実写版の方が格段に良かったのは、王様かな。 あとアニメ版にはいない侍女ダリア。