「おしゃれキャット」
子供の頃、幼稚園くらいから小学校低学年くらいの頃に、
この「おしゃれキャット」のディズニー絵本が大好きで、
飽きずに何度も眺めていたことを覚えている。
マリーちゃんと、お部屋の調度品が好きだった。
映画の方は未見。
お話の内容も、
なんか茶色い雄猫と出会って助けてくれるんだよね?
くらいしか覚えてなかった。
そんなわけで、一度は見ておかなくっちゃーということで視聴。
ーーーーーー
私の記憶はそんなに間違ってなかった。
パリのお屋敷に住む上品な白猫ダッチェスと、
その子猫たち(マリー、ベルリオーズ、トゥルーズ)が主人公。
飼い主のマダムは高齢で親類がいないので、
莫大な全財産を猫たちに譲り、
猫たちの死んだ後に執事に譲るという遺言状を作成した。
それを知って(オレは猫たちの後なのか)と怒った執事は
こっそりと猫たちを眠らせて、郊外に捨てに行ってしまう。
ダッチェスと子供たちは、目が覚めると知らない場所にいた。
途方にくれていると、カッコイイ雄猫オマリーがダッチェスに声をかけてきた。
ダッチェスと子猫たちは、オマリーに助けられてマダムのお屋敷を目指す。
・・・というお話。
旅の途中でオマリーの家に泊めてもらい、
そこにいた「スイング屋」の猫たちのジャズ演奏シーンが見どころ。
あと、雨に濡れた石畳が街灯の明かりで光ってるところがすごく綺麗。
猫好きによる猫好きのための映画でした。
お品のよろしい猫は、お屋敷のネズミにもレディーとして接していて、
獲ったりしないんですね。馬もネズミも猫もみんな仲良し。
さすがはディズニーです。
執事の怒る気持ちも分からないわけではないけど、
執事は他人、猫たちは家族、なんでしょうね。
でも、あのお屋敷を地域猫たちに解放しちゃうのは、
高価な家具や絨毯がもったいないよ~って思う。
ピアノなんかよりも、キャットタワーの方が欲しいよね。猫には。