ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

就活

うちの娘は現在22才、大学院修士課程1年生。

ついこのあいだ外部の大学院に入学したと思ったら、もう就活である。

 

いちおう説明会などの解禁は3月1日からということになっているが、どうやらエントリーシートを出すのが3月1日から、というかんじで、説明会なるものは前からやってるし、インターンなるものは早いところでは夏からもうやってる。

採用には直結しない、と明言する会社もあれば、グループワークで良い感触を残せた人だけ個別に次のご案内が届くらしい、とか、いろんな会社、いろんな情報があるようだ。

 

 

大変にモヤモヤの溜まる状態である。

 

 

「えー、今からコレはもう遅いよ」

なんて同級生に言われることもあったり。

夏のインターンに参加した人には別のサイトの入り口がある、という話があったり。

 

 

でもね、

文系の三年生ならそういう動き方もできるかもしれないけど、うちの娘はバリバリ理系の実験系なわけさ。

勉強と研究がしたくて外部の大学院に入って、やる気のある良い先生の下で、優秀な先輩たちがいて、授業も取りたいし実験もやりたいし、新しい解析ソフトの使い方にも習熟したい。

 

なのに、就活にものすごく時間を取られたら、いったい何をしに大学院に入ったか分かんないじゃん。

 

 

というわけで私は、秋までは勉強と実験をがんばれ。(秋に学会があった)就活はそれからにしよう。何も「おみやげ」が無い状態で就活するよりいいかもしれない。

と、話した。

 

本人も、それもそうだ、とその方向で行った。

 

 

それで正しかったと思ってるけど、どうするのが正しかったかなんて、内定が出るまで分からない。

 

 

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今の就活って、本当に混沌として大変だと思う。

自分のときなんて、就職課に来た求人ファイルをペラペラっと見て、3社くらいサクッと面接して内々定が出て、9月1日に呼ばれて入社予定者たちでお茶を飲んで、それで終わり。

全部で何日使ったかな?

 

あとで考えれば、もっと自己分析とか業界研究とか企業研究とか、もっとちゃんとやっとけば良かったと思ってるけど。娘の参考になるような事など何一つ無い。

 

 

ダンナはもっと参考にならない。

S判定の出ていた第一志望の入試に落ちてボー然としていたら、その夜のうちにスカウトに来て口説かれたらしい。

 

1ミリも参考にならないが、

娘のもとにも白馬に乗った王子様ならぬ人事担当者さまが迎えに来てくれないだろうか・・・。