ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

「七人の侍」

黒澤明監督の作品で三船敏郎が出ている白黒映画の超名作。

侍の中心人物を志村喬が演じる。

戦国時代が舞台。

農村に、野武士たちが収奪に来る。

貧しい百姓たちは町に行って、

浪人の侍を探し、村を守って欲しいと頼む。

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前知識として知っていたのは、そのくらい。

海外の映画にも影響を与えたほどの超名作だということで、

一度は見なくちゃなあ、と思っていたのをやっと見ました。

3時間を超える超大作です。

白黒なのはいいんだけど、

音というか、言葉が聞き取りづらかったので、

字幕を出して鑑賞しました。

もっとスッキリする活劇なのかと勝手に思っていたら、

どっしりずっしり重い映画でした。

ちょうど映画の中では、

もうしばらくすると麦の収穫、という時期から始まり、

麦を収穫した後に水を張って水田にして、

(水をはると馬で村に侵入しにくくなるから防御が上がる)

ラストでは田植えをするので、

季節的に最高のタイミング(観たのが6月1日)でした。

何度も見直すのはしんどいので、

カテゴリーの大好きには入れませんでしたが、

これから折に触れて思い出す映画だと思います。

いったいこの時代にこの撮影はどうやって?

とか、

これは相当無茶をしているのでは・・・?

というシーンが沢山あるのは、

どうやら本当にまずいことになったりしている模様。

超有名作品なので、ちょっとネットで掘っただけで

ざっくざく逸話が出てきます。

(やっぱりもう一度見返そうかな)

なんか、いろいろ語りたくなる映画です。

あと私は転勤族なので、

地域の為に手を貸すとなっても

床下の瓶は秘密のままなんだよね、

と思いました。