ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

「わたしに会うまでの1600キロ」

リーズ・ウィザースプーンが好きなのと、 ただ単にトレイルを歩いているところを見たくて借りてみた。 エンドロールの横に写真が出るところをみると、 実在の人の実話のようだ。

 

時系列がよく分からないのだが、 どうやら主人公は、大好きな母親が亡くなって 自暴自棄な日々を過ごして、 これじゃいかんと旅に出たらしい。 それがむっちゃハードな徒歩の長旅。 テントや寝袋、食料などの装備品を全て背負って、 1600キロのトレイルを歩き通すという荒技に出た。

・・・・という内容が主人公の回想をはさみつつ進む映画。

 

で、ロードムービーっぽいのかなと思ってたら、 よくまあここから立ち直ったなと思えるような回想シーンで、 自分探しの旅というよりは、 麻薬を断ち切るために環境を変える荒療治なのか、 はたまた自傷行為が形を変えただけなのか、 という印象をもちました。

 

 

でもさー、 あんな荒れ方をするのを、 母親が亡くなったせいにされるのは、 母親は死んでも死にきれない気持ちにならないかな、と 思わずにはいられません。 成仏できんよ・・・って むこうにそういう思想はないのか。