ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

「みなさん、さようなら」 (2012年 邦画)

同じ題名の映画があったので両方借りてみた。 これはその片方。 ーーーーーーー 小学校卒業後、団地の外にある中学校には通わないで、 団地から出ないで暮らす男の13才から30才までを描く。 ケーキ屋さんに勤めて、ちゃんと団地内で彼女もできる。 主演を濱田岳。 いくら童顔とはいえ小学校卒業後から17年間を ひとりで演じるという荒技です。 コメディとか寓話的な話なのかなとか、 少しぐらいほのぼのしたところのある映画かと思ったら、 見終わった時の感触はどえらいシビアなものでした。 子供と一緒の視聴はまったくオススメできません。 見終わってから、監督と主役は「アヒルと鴨のコインロッカー」の 同じコンビだと知って、なるほど・・・、と納得しました。
個人的な希望としては、性描写に時間を割くよりも もっと団地インテリアが見たかったな。 だってせっかく団地をみっちり撮影するんだもん。 あと私の知ってる、商店街が成り立つ規模の団地には どこも隣接して中学校があったので、 私の知っている時代よりも後なのかな。 そういえばあの団地は今どうなっているんだろう。 住人の層も随分変わってるんだろうか。