「服を買うなら捨てなさい」
服については、いちおう一段落はついたんだけど、
今度はこんな本を買って読んでみた。
また本を買うのかい・・・(笑)
自分でもそう思うけど。
ファッション関係の先達からの、個々のアイテムについての例ではなく、根本的な考え方や選び方についての教えは私はこういう形でないと学べないし、これまで学ぶ機会も無かったので、多少は必要かなと。ティムガン先生の本はとてもためになったのよ。
で、読了したわけですが、
この本からの一番の収穫は、「バリエーションの罠に落ちるな」という話。
なんだかワードロープが似たような色、似たような形ばかりになってしまう、つい似たようなものばかり買ってしまう、という人に対して、「それは自分のスタイルが確立してるということよ!自信を持って!」とおっしゃるのです。
確かにそうだ!!
目から鱗でした。
地曳いくこ先生はさらに、若いうちは冒険もして色々試してみるといいけど、大人になったら得意な格好をすればいい、わざわざ苦手なアイテムを試すことはない、とおっしゃる。そしてその口調(筆致)が、まあ説得力があるのなんの。そうだよね、もういろいろ試してきて、ある程度は分かってるところがあるものね。
高かったから、生地が傷むから、と取っておいても、似合わなくなる速度の方が早いというのはもうまったくそのとおりだと共感しました。このあいだ実感したばかりです。
あと、そもそも私は服を買ってないらしい、ということが分かった。
この本の題名は、そもそも、「服を買うなら、捨てなさい」だった。
つい帯に書かれている、『少ない服で「あの人素敵!」と思わせる極意』という言葉に目を奪われていたけれど、そもそもの意図としては、題名通り、新しく服を買ったらもう着ない服は捨ててどんどん更新していきなさい、ということだ。
とにかく服を買いに行く頻度が低すぎる。
5年10年着てる服がいっぱいあるし、3年くらい前に買った服は「最近買った」と認識してましたよ・・・。
オシャレになりたいと思ったら、もっと頻繁に服屋さんに行って、「今」着る服を買わねば。(来年着ようとか涼しくなったら着ようとか痩せたら着ようとかは、やっちゃ駄目)
そんなわけで、もっと服屋さんに行くべきだと思ったけど、ワンパターンでいいのよ、という教えも頂いたので、出費が増えるのか、はたまた結果的には減ることになるのか。
どっちだろうな~(笑)