ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

「リアル~完全なる首長竜の日」

とりあえず現実逃避に映画鑑賞してみる。 主人公に佐藤健、ヒロインに綾瀬はるか。 両者のビジュアルの良さで最後まで鑑賞できます。 ーーーー 昏睡状態の妻の意識とコンタクトするために、 主人公は脳に電極を付けて装置に横たわる 「センシング」という先進医療を受ける。 この「センシング」によって、両者は共通の体験として、 内面世界の共有を行うことができる。 主人公が眠り続ける妻の内面世界に入っていくと、 そこは2人の自宅で、妻はその中でずっと机に向かって 仕事の制作を続けていた。そして主人公に言う。 小学生の時にあなたに渡した首長竜の絵を見つけてきてほしいの。 あれは完全な首長竜の絵だったわ。あれがあればスランプから抜けられる気がするの・・・。 主人公は貸倉庫や実家などを探すが見つからず、 小学校の頃に住んでいた、妻と出会った島へと手がかりを探しに行く。 しかし、センシングの副作用かと思われる幻覚が次々に増えて行き、 ついには妻までが腕の中からボロボロと消えて行き、 そして、意外な真相が明らかになる。 眠り続けていたのは自分の方だった・・・・・・。 ・・・という映画。
SFと恋愛系ドラマの融合作かと思ってみたら、 ミステリーのホラー寄りでした。 ホラーは苦手なんだよねー。 もうちょっと怖くなくしてくれて、 後半をコンパクトにしちゃった方が良かったのでは。 短くしたら「世にも奇妙な物語」の中の話みたいだな。 「センシング」は面白い医療器具(?)だから、 一時間で一話完結もののお話が何本も出来そう。 そうそう、 「舟を編む」で辞書編纂室から宣伝部に異動したオダギリジョーは、 どうやらその後、漫画雑誌の編集部に行ったみたいです そしてこの漫画家さんの担当に・・・。