ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

人の多さと熱気と

きのう、大きいスーパーに行ってきた。

地域密着のスーパーなんだけど、その店舗はちょっと大きくて、

日用雑貨や普段着の服、文房具なども置いてある。

きのうは小学生向けとおぼしきプール用品がたくさん置いてあった。

日曜の午前中なんだけど、

これがもう、すごい、人、人、人。

ものすごい繁盛ぶりなのだ。

うちは、真夏にダンナが家ではいて外にも出られるくらいの

休日らくちんズボンを買いにきた。

ついでに食料品も買って帰ろうか、というところ。

早めに来たつもりだったんだけど、

駐車場はいっぱい。

中に入れば人でいっぱい。

車で来る人もいるけど自転車の人や徒歩で来る人が多い。

レジはどこも列ができていて、

本気で買うお客さんばかりだ。

ものすごい熱気にも圧倒されるけど、

おもしろいのはその顔ぶれだった。

これほど多様な人がこんなに集まる場所がちょっと思い当たらない。

まさに老若男女。

3ヶ月くらいの赤ん坊を抱っこした若いお母さん。

文字通り、支え合うように歩く、手を繋いだ老夫婦。

ゆとりのありそうなお父さんと美人のお母さんとお行儀の良い子供たちが

吟味されたとおぼしき服をきている、幸せを絵に描いたような完璧な家族。

たぶん子供たちが学校で使うものを買いにきたんだろう。

中学生とおぼしき女の子たち数人の集団。

洋服売り場で服をみて、プリクラを撮って、

1階のファストフード店でおしゃべりをするというコースだと思う。

年取った女性と、働き盛りとおぼしき年頃の男性が腕を組んでいる。

親孝行な息子が年老いた母親を買い物につれてきてあげてるんだな、

と思って目線を上げたら、どうやら障害のある息子とその母親という組み合わせらしい。

1人で身軽に日用品を買いにきたとおぼしき男性。

そして、スーパーのお客さんとしては主流であろう、

私と同年代とおぼしき女性たち。

数週間前に、デパートに行ったばかりなのだ。

休日なのに人がほとんど居なくて、ちょっと気の毒なかんじだったのだ。

あまりにギャップが大きくて、なんか色々考えてしまった。

百貨店とは言うけれど、

あそこには何でも売ってるわけではない。

置いてあるのは主に、女性のおでかけ着と、贈答品。

このあいだ行ったデパートにはもう、子供が遊ぶような場所は無かった。

スーパーはすごかった。

高級品は置いてないけど、必需品はそろってる。

生活するにはここのもので十分かもしれない。

不景気だっていうけど、人っているところにはいるんだなと思った。