ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

「グーグーだって猫である」

つい最近TSUTAYAディスカスを再開したばかりである。

この映画はすごく観たくてリストの上位に入れてあり、

早ければ来週にも届くかなーと楽しみにしていたのだ。

そうしたらテレビでやることを発見し、

届くのを待ってDVDで見るか、それともテレビで見ちゃうか、

かなーり悩んだのだ。

だってテレビでやってくれるのはうれしいけどコマーシャル込み。

息もつけないようなアクションやサスペンスの場合は案外この

コマーシャルが挟み込まれるのがありがたいこともあって、

その間に「ふうう~~。」って深呼吸して小休止をはさんで

さあ再びハラハラドキドキ、なんていうかんじだけど、

こういうちょっと静かそうな穏やかな映画は、

中断されないで浸りきって観たいよね。

しかし結局、我慢できずに観た。

予告編を見て、絶対好みの映画だなと思っていた通り、

私にとっては当たりでした。

ちょっと静かで雰囲気を楽しむ映画だと思います。

主人公の女性は漫画家で、締め切りの修羅場が明けたとき、

愛する猫が亡くなっているのに気付く。

主人公の静かで深い悲しみとそれを見つめる若いアシスタントさん。

やがて主人公は子猫を迎え、グーグーと名付ける。

主人公を小泉今日子、第一アシスタントさんを上野樹里

グーグーを介して出会う「セージさん」を加瀬亮

監督は「メゾン・ド・ヒミコ」「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心

小泉今日子と猫と吉祥寺が好きなら、間違いなく当たりの映画です。

どれにも興味がない場合は・・・どうだろう。(笑)

この映画には原作があるらしいのですが私は未見です。

他の人のレビューを読むと、けっこう別物になってるのかな?

ジョゼと虎と魚たち」は題名以外はまったく違う話になってたから

そんなかんじなのかな。

それにしても小泉今日子いいかんじです。

あと、猫はどうやって撮影したんでしょうね。

このごろ猫が飼いたくて仕方ないんですけど、

ますます飼いたくなっちゃって悶絶ものでした。

私なら外に出さずに部屋飼いするかなー。

ところどころ、なんでこんなシーン入れたんだろ、

なんて思う場面があるけど、あれは息抜きなんでしょうかね。

「セージさん」は映画版「ハチミツとクローバー」の真山と

同じ俳優さんなんだけどこちらの方がずっと魅力的。

ルックスも着せてる服もキャラもあまり変わらないのに、

なんでだろ?並んだ女優さんが引き立てるのか、

それとも白衣のせいか。(ごめんなさい白衣好きです)

アシスタントさん1人は上野樹里であと3人が森三中なんだけど、

その4人のシーンになった時だけ上野樹里のお芝居が

いかにもなお芝居に見えてしまうのはなぜだろう。

バラエティの中に舞台女優が一人混じってる。

いやその通りなのか。

それにしても小泉今日子が良かった。

服の感じもいいしたたずまいも何もかも良かった。

きれいだなあ。

まあそういうわけでCMのたびに

ああもっと早くDVDで観ちゃうんだったなー、

DVD買っちゃおうかなー、メイキング映像なんてあったら

ますます見たいしなー、なんて思っていたわけですが、

値段を見たらちょっと高めなんですね。

だけど(猫好きのハートをくすぐる特典映像が約60分も収録)やら、

(Good Sleep(快眠)を応援するボーナス映像★「グーグーと一緒にGood Night」)

なんていうオマケが付いてるらしい。

むむう。

なんて商売上手なんだ。

悩んじゃうじゃないか。