「世界最速のインディアン」
インディアンっていうのは主人公の持ってるオートバイの名前。
主人公は「速い」のが大好きで、オートバイを改造しては試乗する毎日なんだけど、
老い先短いことに気付いた彼は、夢だったスピード大会(?)に出場するために
愛機と共に遠路はるばる旅をする・・・というお話。
アンソニー・ホプキンスという役者さんが主人公を演じてて、
きっとこの作品が彼の代表作になるんだろうと思う。
これだから役者は長生きしなくっちゃねー。
この映画、好き。
趣味の友達っていいよね。
なんかこう、久しぶりにツボにピッタリくる映画に当たったなーって思いました。
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2007/07/27
- メディア: DVD
「アバウトシュミット」っていう映画の主人公と同年代なのかな。
対照的っていうか真逆というか・・・。
ところどころ、ちょっとこれは無理だろう(ニトロの取り扱いとか)って
思える場所もあるけどまあ許す。
この映画は実話なんだそうで、きっとモデルになった実在のじいさんが
ホラをふいて、そのままストーリーに組み込まれたにちがいない(笑)。
大会の会場に着くまでに、いや、着いてからも、
いろんなアクシデントに見舞われるんだけど、
出会う人と仲良くなって、助けてもらって、前に進んでいくのだ。
実際こんなにうまくいくもんかね?
なんてちょっと思ったんだけど、
特典映像にある、実際の本人の写真を見て・・・なんか納得したような。
肌がつやつやして血色の良い、人の良さそうな甘めのマスク。
それなりの年ではあるけど、それがまた魅力になってる。
老若男女問わず、会う人みんなが彼を好きになりそうだ。
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おまけ。
入国審査のカウンターに並んだシーンで
いろんなクラシックな旅行鞄が見られるのが良い♪
特に主人公の持ってる革トランクがいいかんじなんだけど、
後ろの方にリモワかなんかの金属っぽいトランクを持ってる人もいる。
うお!とか思っちゃった。
いいな~、トランク~、素敵~。でも重いのよね~。