ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

「サタデー・ナイト・フィーバー」

ジョン・トラボルタ主演の超有名なダンス映画。

ジョン・トラボルタにもディスコにもまるで興味がなかったので
これまで観ようと思わなかったんだけど、
いずれ「ヘアスプレー」をみるんなら、観ておいた方がいいかなー、
くらいのかんじで観た。

なるほど。トラボルタは笑顔がチャーミングなんですね。
あとダンスが上手。

内容は予想よりずっと苦いお話でした。

サタデー・ナイト・フィーバー

サタデー・ナイト・フィーバー

  • 出版社/メーカー: パラマウント ジャパン
  • 発売日: 2005/03/01
  • メディア: DVD


当時、すっごい流行って、髪型とか服とかマネしてディスコに踊りに行く人がいたっていうけど
なんか、なるほどなって感じがする。若い男の子たちは憧れるかもね。

普段は華やかさのない仕事してるけど、
お店の中を歩いていくと「キング」なんて言われて一目置かれてて、
女の子たちが入れ替わり立ち替わり寄ってきてモテモテ。
キメて踊ればオレだって・・・って想像したに違いない。

ところで。
中身のセリフからも、特典映像のスタッフのコメントでも、
主人公の生活について、
非行少年、
厄介者、
クズ、
ということになっているようだけど、今現在、
彼の生活を同じように思う日本人はどれだけいるだろうか?

確かにエリートとかじゃないし、お金持ちでもないし、学歴もない。
だけど、
真面目に働いて店長やお客との関係も良好、
妹や兄とも仲良し。家にお金も入れてる。
仕事は夕方6時に終わって、家に帰って家族揃って夕食の食卓を囲み、
土曜の夜だけ友達とディスコに出かける。

えー、いったいどこに問題が?
なんだかとっても健康的な気がするけど。

いいじゃん。これで。
主人公自身、こんなこと(ディスコ通い)は若いうちだけだ、
って言ってるけど、いいじゃん!いくつになっても踊りにいけば。
ああいうのが好きな人はいくつになっても好きだし、
興味のない人は若い時だって興味ないし。
短大生の頃は流行ってたけど一度も行かずにバイトと部活に燃えてたし、
三宿のクラブが話題になってた時は自転車で行ける距離に住んでいながら
ダンナとちっちゃい畑を作って耕して、大根植えてた。
夜遊びが好きな人はチョイ悪とか艶女になってがんばればいいと思う。