ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

「X-MEN:ファイナル ディシジョン」

X-MENの2を観てから一年近く経って、やっと3作目を観ることができました。
この人、何が出来る人だったっけ?とかたまに思ったけど、
テンポもいいし伏線も利いてるし、
面白かった!

今回は、「キュア(治療薬)」って呼ぶ、タダの人になる薬が開発されて、
「いつ病気になったって言うのよ。必要ないわ!」
って反発する者もあり、迷う者もあり。

(だから言わんこっちゃない、やっぱり人間は敵なんだ、)
と怒る過激派ミュータントと、人間+穏健派の戦いがくりひろげられます。

X-MEN:ファイナル ディシジョン

X-MEN:ファイナル ディシジョン

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2007/07/20
  • メディア: DVD

それでねー。もうびっくりよ。
だって、第二作目でジーンがみんなを助けるために、
すごい勢いの鉄砲水(?)にのまれて、湖で亡くなったじゃない?
それがあんな形で生き返ってくるとは!
再登場の仕方にびっくりです。

(以下ネタバレあり)

スコット(目からビームの出ちゃう人)は、ジーンの恋人だけど、
別人格はスコットの事、好きでも何でもないってことなのかな。
あんなに制御不能になっちゃうんなら、人格を分けたりしないで
統合したまま何とか方法を探れなかったもんかね・・・って思った。

ジーンは、ものすごい力を持ってて素晴らしいけど、
プロフェッサーに「良い人格」とされた部分だけを分離されるなんて・・・。
怒りだってその人の一部なんだから、片方だけの人格のままで
ずっといられるわけないじゃんか。

病気じゃないんだからキュアの必要は無いってのはそのとおりだけど、
誰にも恋人にも直に触れない女の子なんかは自分の力がうらめしいよね。
ジーンだって、スコットも恩師も粉々にしちゃうくらいなら、
力を失って、丸々全部自分なタダの人になれたら良かったのに~。

終わりでマグニートーが、ただのおじいさんになってチェス盤の前に座ってるんだけど、
キュアされちゃってタダの美女になっちゃった部下(青い肌だった人)と、
また出会って仲良く暮らせばいいのにな。
それはそれで幸せそうだ。

ところで、エンドロールが全部終わったところで短いシーンがあるんだけど・・・
ひょっとして校長先生は別の体で復活するってこと?
あんな粉々になっちゃったのに??
そりゃちょっとムリしすぎな気が・・・・まあいいけど。

いやー。存分に楽しみました。
こうしてあれこれ考えるのもこの映画の楽しみの一部だなー。