ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

天王星が牡牛座へ(続)

前回、天王星が牡牛座に入って何がおきるかなー、

というようなことを書いた。

知的財産権について重要性が増すだろうな、というようなことは書いたけれども、また、技術などの独占も進むだろうな、とは思ったけれども、まさかまさか、食料にする植物の種について、知的財産権を守るためなら自家栽培の作物の種を自家採取して蒔くことに罰金を科すなんていうところまで現実社会でやるようになるなんて、そこまでは、とても考えつかなかった。

おまけに日本の水資源まで財に変えるという。

たしかに牡牛座は強欲なサインだ。しかし、水や食料については、ある程度のモラルというかなんというか、これ以上は人としてお金にし過ぎてはいけないというラインがあると思う。いにしえのユダヤ人も言っている。「金で買えないものはない。買ってはいけないものがあるだけだ。」

確かに今は、水をコンビニで買う時代。公園の水道の水だって公園の所有者が水道代を払っている。しかし日常生活で使う全ての水を民間企業の収益にするというのはまた別の話ではないのか。

穀物などの食料生産については乙女座の領域かと思っていたけれども。牡牛座はグルメとか家畜とかを扱うとは思っていたから、科学実験みたいな化学を駆使したグルメだとか(すでにそういうジャンルがある)、牧畜関係の技術革命だとか、そういう方向は考えていたけれども。

まさかこういう形で、「独占」や「財産になるもの」などの影響が出るとは。

まだ、牡牛座には入ったばかり。願わくば、逆行していったん牡羊座に戻る間に、全ての人にとって望ましい形に落ち着きますよう。

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追記。

たとえば花屋さんでバラの花を買って、その花を花瓶に飾っていたら発根したからといって、それを植えてバラの木にして咲かせるのはモラルに反するというのは知ってる。カーリングのおやつタイムで注目された、韓国のイチゴの話も知ってる。だから、どうしてそういう話が出たのかは、いちおう分かってるつもり。知らなかったでしらばっくれないように、作物の種を自家採取するのは基本全部禁止、挿し芽や挿し木も全部禁止にすれば抜け穴をふさげるという話なのでしょう。

でも、でも、それでも何か方法は無いのかと思ってしまう。

だってやっぱり怖いよ。

一元化すればするほど災害などの不測の事態には弱くなるし。

法律になったら大規模な農家だけじゃなくて、私のようなベランダガーデナー(現在の鉢数8+エアプランツ)でさえ違法行為になるんだろうし。ひまわりの種を増やして蒔くのも、朝顔の種を採って翌年種まきするのも違法行為。なんかSFの世界みたいだ。