「ナイト ミュージアム2」
「ナイト ミュージアム」(一作目)がすごくすごく気に入ったので、
速攻で2を借りて観た。
一作目の主人公は失業状態から警備員に就職したばかりだった。
2作目の今回、主人公はかねてからの念願を叶えて、
自身の発明品を販売する会社を興して成功して社長になっている。
けっこう儲かってるみたいで忙しそうだ。
久しぶりに博物館に行ってみたら、展示替えで親しい展示品たちが
何人も、箱詰めされて運び出されるところだった。
運び出された蝋人形その他はスミソニアン博物館へ。
しかしその夜、
スミソニアン博物館に運ばれたジェド(小さいカウボーイ)から電話がかかってくる。
なんとあの黄金の板がスミソニアン博物館に運ばれていて、
スミソニアン博物館の収蔵品たちがよみがえってしまったのだった。
・・・・・・という話。
スミソニアン博物館には、なんと前作のミイラのお兄さんがいて、
こいつが弟とは似ても似つかぬ悪いやつなのよ。
両親は弟にばかり目をかけて、俺をさしおいて先に王座につきやがって・・・
って話すんだけど、そりゃそうだろ~ってかんじ。
今回は博物館の規模が大きいから、その分登場人物も多くて、
アインシュタインだのライト兄弟だのいろんな人がいるんですね。
アルカポネとイワン雷帝とナポレオンが3人組で悪い側になってて、
みんな自分の方が偉いって仲間割れするところがナイスでした。
で、
今回も面白かったのは面白かったんだけど、
ほのかに漂ってくるというかなんというかこの頃つくられた
娯楽作品はさりげなく意図的にフランスのイメージを悪くしてたり
アメリカの科学技術はすごいんだぞ偉人もいっぱいアメリカ万歳、
みたいなのが、ちょっとハナにつくというか、うーん。
テンポもちょっと、そこに時間割く?みたいなところが多くて、
ちょっとだけそこが残念。
どうしたんだろうなあ。いろいろ上の方から指示があったのかな。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
あと、あんなにモノ壊しちゃだめだよね~。
大事な収蔵品なのよ?
ものすごく大きなステンドグラスとか・・・・ああいうのって高いんだよ・・・・。
絵画を傷つけそうでハラハラするし、
日の出までに帰らないと灰になっちゃうんでしょう?
もうちょっとこう、私たちが知らないだけで本当にこんなことが
起こっていたら面白いね、って思えるように、
跡に残らないようにしてくれるともっと良かったと思うんだ。
そうそう、ローマ兵士が乗ってきたリスがめっちゃめちゃに可愛かった。
あれはたまらんね。
ローマ兵士とカウボーイの二人組は今回もやってくれました!
次回作も(もちろん3も作るよね?)見せ場を期待してます☆
ところで私、関係ないけど昔博物館で働いていたことがあるんですけど、
(もちろん国内のですよ)地下で何度も迷子になりました。(>_<)
展示室は展示品に特徴があるし案内板もあるから迷わないんだけど、
地下ってどれも同じようなドア、どの廊下も同じ白い壁、
広い道幅にやたら高い天井で距離感もよくわからなくなって、
人もあまり歩いていないから道も聞けなくて。
別の職場に移ってからもそこで迷って歩き疲れる夢を何度も見ました。
スミソニアンともなるととんでもない広さなんだろうな~。
目的のコンテナがすぐに見つかって良かったね。