ほかに直すことあるでしょう。人材派遣の法律とか
ガソリン税の暫定税率を廃止するか継続するかってニュースが新聞やテレビに出てきた。
新聞もテレビも、民意(大衆)のキモチが読めなくて、どう話を持って行っていいのかよくわからないといった雰囲気だ。
「ガソリン税の暫定税率を廃止」するとどうなるかというと、
まずガソリン代が25円ほど安くなる、
ということばかり言われているようだけど、
マイナス面では、道路にかかわる県(道)の予算が無くなる、ということらしい。
関東地方に住んでいた時なら、
「あー、ガソリン代が安くなるんならそのほうがいいんじゃん?もうこれ以上道路作る必要ないんだし。」
って思ったけど、今は違う。
なぜなら、25円を集めたお金で除雪してるということが分かったからだ。
ちょっと大きい道路は除雪車を出して除雪をしてくれる。
これがものすごくありがたい。
っていうかあれがないと生きていけない。
集合住宅の共同玄関の前だけ当番制で雪かきしてて、
私道部分はみんなで集めた共益費で、業者さんに依頼をしている。
私道部分はたいした長さじゃないんだけど、これがけっこうな負担。
一軒あたりで一ヶ月に4千円~5千円はかかる。
ほぼ満室の集合住宅だからそれで済んでるけど、
入居者が減ったらもっとかかるはず。
除雪って、スコップやスノーダンプでやるのはすごい重労働だけど、
大きい除雪車で、ガーってまとめてやってくれるとすごく早い。
それも、こまぎれの道路をばらばらに請け負ってやるよりも、
まとめて一気にやったほうが明らかに効率的でまだしも安くできるはず。
やはりこれは行政ですべき仕事だと思うのだ。
今の除雪のあれこれに不満があるからガソリン代が安くなる方がいい、
という人もいるみたいだけど、これ以上除雪の範囲や回数が減ったらもっと困るんじゃないの?
幹線道路も除雪してもらえなくなって、町内会費で除雪するようになったらどうするの?
大通り周辺のマンションに住んでる人たちは痛くもかゆくもないかもしれないけど、
年寄りが多い場所とか、そもそも自家用車を持っていない人にとっては負担が増えるだけだ。
雪かきしてないと救急車も消防車も入ってこれないし。
いったいどうしちゃったんだろう民主党。
ちょっと応援してたのに。
地方を切り捨てるのは自民党の「痛みを伴う改革」路線でしょう。
運送屋さんから献金でもしてもらってるのかな。
ほかの予算を削って除雪にお金を回すとなると、何を削ることになるのか。
おまわりさんの数を減らす?
保健婦さんの数を減らす?
小学校、中学校の予算を減らす?
(千葉や関東の某地方都市に比べると給食の質や学習の水準が低いんだが、あれは何でだ)
インド洋で戦闘機を飛ばすために使ってるガソリンを私たちにも少しふるまってほしい気分。