ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

「X-MEN 2」

言わずと知れた「X-MEN」の続編。
ミッションインポッシブルの2みたいにアクションばっかりになってたらちょっとイヤ、
って思ったけど(ファンの方ごめんなさい)、そんな心配は杞憂でした。
期待を裏切らない面白さです。

個人的にはストームの超ロングの髪が短くなってたのが残念でしたが
アクションが激しいからしょうがないんだろうなー。
あの、嵐でぶわっと風になびくプラチナブロンドが見たかったんだが。

家族にカミングアウトして、弟が通報しちゃうところ。
あのあたりの一連の場面が最も心に残りました。
なんか、弟の気持ちとかそれまで育っていく間にあったこととか
いろいろ想像しちゃいました。

手からナイフが出る者同士の戦いは痛そうだし苦しそうだしで
ちょっと早回ししちゃいました。映画館では見るのはこわいなあ。
でもそれがあるから、生身の痛さだとかが伝わるんだと思うので
ムダなシーンだとは全然思わないけど。

 (関係ないけど、手からナイフが出る女の人って、ワンピース単行本4~5巻の
  クラハドールさんの妹ってかんじ。訳分かんないこと言ってすみません)

X-MEN2

X-MEN2

この映画みたのは何週間も前なんだけど、
なかなか書けなかったのは本筋とはちょっと離れたところで
ビミョーにひっかかってて、何て書いていいか分からなかったから。
でも待ってても突然文章がうまくなるわけでもなし、
未整理のままぶちまけようと思います。ご迷惑おかけします。

テレポートができる黒い人が、キリスト像を見上げて
「主がお試しになったのだ」って言うシーンがありますよね。
あと、マリア様に一心に祈る場面。 
それで彼が良い人だってわかるみたいな。
あれが、もしマリア様じゃなくて、極彩色に塗られた不動明王とか、同じく極彩色の
インドの神様とかだったら?さらに言えば、例えばイスラム寺院でアラーに祈っていたら?

軍で特殊任務についてたというあの悪い奴だって、
日曜日には教会に行ってるかもしれないのに。


プロフェッサーに幻覚を見せてあやつってるときに、
どうして病んだ車椅子姿の男性ではなくて小さな女の子の姿なんだろう。
姿や声が変わっても、言ってることは同じ。
ダメなことは誰が言ってもダメでしょう?
(それにしてもプロフェッサーってすごい力だな)

「ほとんどの人は、目に見えることの奥にある神秘を一生知らずに終わるからね」
ってテレポートできる人に言わせているけど、
でもやっぱり・・・ビジュアルって大事なんだなーって思い知らされる気分。


・・・あー、いろいろ書きましたけど、
この映画はとても面白いですからね。
文句いってるわけじゃないですよ。