「ウォルター少年と、夏の休日」
引っ越しの前にテレビで放映していたのを録画しておいたもの。
まえに新聞の映画評を見て、いつか機会があったら見たいなーと思っていたので、
テレビでやると知ったときには
「やったー!」
と思ったものです。
が、とても腰を落ち着けて見られるような状況ではなかったので、
その映画を見るにふさわしい時が来るまで、大事に大事にとっておいたのでした。
そういうわけで、ちょっと落ち着いてきたところでいそいそと鑑賞(笑)。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2006/07/19
- メディア: DVD
いやー、とっといてよかった。
非常に良かった。
過去は銀行強盗だったとか隔離病棟にいたとかいう妙な噂が乱れ飛ぶ、ワイルドな年寄り
2人のところに、ウォルター少年が預けられるところから始まるお話。
訳の分からない所に預けられてびびる少年と、
子供なんぞどう扱って良い物やら、という男達との間がだんだんと近づいていく。
少年の成長と交流をあたたかく描く・・・というとすごいつまんなさそうだけど、
この年寄り兄弟二人が、それはそれはやんちゃで元気で、実にかっこいい。
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体力があれだけあって隠居生活してたら、そりゃあ退屈だろうよ。
そこに少年から青年になる途中の男の子がやってくるのだ。
これほど面白いものは他にないんじゃないだろうか。
一緒に楽しむにはもってこいだ。
広大な空き地でやりたい放題である。
ソーセージと卵料理を食べようとしたら豚と鶏が窓からのぞいていたり、
「今すぐ引き返せ」っていう看板が初めに出たときと後で出たときとで効いていたり。
ちょっとしたところが深く心に残りました。
それから・・・ちょっと下世話なことですが、実は制作にお金も手間もかかってるんだろうな
なんてことも思いました。クラシックなアメ車とか、動物の演技とか(もしや特撮?)。
面白かった!
見て良かった!