「X-MEN」
いやー、面白かった!
なんかキワモノ系のアクションで、少年~青年たちがワクワク見る映画かなー、
スパイダーマンの親戚か? まあ一応見ておこうか・・・ってな調子でいたんだけど、
いいじゃん!これ。
アクションは文句なしだし、舞台装置が美しい~。
学校の地下の未来的な廊下とか、プラスティックの牢獄とか、うっとりする美しさです。
それらを引き立てる、学校の地上部分や、寒そうな森林地帯の道路もいい。
それだけでも見る価値あり。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
特殊メイクとか特殊効果とかすっごいいろいろしてると思うんだけど、
いったいどうやってんのかまるで見当がつきません。
でもそういう特殊メイクはもちろんすごいけど、
ちょっとした気の利いた会話とか、ちょっとしたエピソードが
大人の鑑賞に耐える映画としての価値を作ってると思います。
学校での授業中に、後ろの方で先生に隠れてなんか回すところとか。
本物かニセモノか見分けるために、本物だと証明しろと言われて、
「クソガキめが。」
「いいだろう。」
ってとこでウケた(笑)。
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ところでこの手からナイフが出る男の人、
なんかどっかでみたなー、ほかにどんな映画に出てた人なんだろう?
全然思い出せないけどなんか見覚えがある・・・
と思って調べてみたら、なんと「ニューヨークの恋人」のジェントルマンと
同一人物だった!
びっくり。
あの白馬の王子様だったなんて。
まったく面影を感じさせないよ。
いやはや、役者というのはすごいものだ。
いいぞー、ヒュー・ジャックマン。
どっちもステキです~♪
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なんというか、違うところのある人たちと、違いを大切にしつつ仲良くしていこう、
みたいな思想が根底にあると思います。
こういう映画を作ってる人たちがいるんだから、まだアメリカを信じてみようか・・・という気に
なったりします。でもこれ、数年前の映画だからなー。情勢は変わってるからなー。