「最高の人生の見つけ方」
公開された時から絶対見たいと思っていたので、期待まんまん。
その期待が裏切られませんでした。
ジャックニコルソンとモーガンフリーマンが共演して、
余命を宣告された年寄り2人が知り合って、友情を育みつつ、
やり残したことの無いように旅に出るお話。
こう書くと辛気くさいお話みたいだけど、深刻にならず暗くせず、
(そうだよなー。もっと人生楽しまなくっちゃなー。)
と思える映画でした。
まあ、あの人たちと同じ事は出来ませんけどね。
だってジャックニコルソンの役ってものすごいお金持ちなんだもん。
あれってプライベートジェットなのかな?
飛行機で世界旅行に出かけちゃうんだよ。
世界一の美女にキスをする、の項目はそのまま叶わないのかな、って思ってたら・・・・。
これがなんともじんわり良かった。いやー、良かった。
ところで。
映画のストーリーとはちょっと外れるのですが。
ごく個人的なことですが、
最後の職場でお仕えした教授のことを思い出しました。
辛口で難しい人だと聞いていたのに、いざお仕えしてみると、
少々生意気な返し方をしてもニヤリとして面白がってくれるような人でした。
山男だったので何でもご自分でなさって、
奥様の話になると神妙に照れて、絶対に茶化したりしない愛妻家
(でもそれを奥様に表現していらしたかどうかは疑問)でした。
先生は外国の高い山で滑落して亡くなられました。
知らせを聞いたとき、前々から一度は登りたいとおっしゃっていた山だったので、
あー、ついに夢を決行なさったんだな、と思いました。
もちろん無事に帰るおつもりだったでしょうから、
「ああっしまった、しまった、失敗した、」
と、そんな口調でくやしがってるだろうな、と思いました。
先生は現地に埋葬され、その山のふもとに眠っておられます。
(分かる人には、誰だか分かっちゃいますね。いちおうこのブログは名を伏せて書いているので、そのまま伏せておいてください。)
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自分は今のところ、普通にしてたら当分死にそうな気がしないんですけど、
でもなあ。
新型インフルエンザなんて流行っちゃったら生き残れる気がしないので、
いつかはやりたいと思ってることや、やっておかなくちゃ、と思ってることは、
やれる時にやっちゃわないとなー・・・と思ったりする。
この冬に流行らないとは限らないのだし。