「BECK」
学校ではパシリに使われるし、つまんない毎日だと思ってる男子高校生がギターと出会ってバンドに入っていろいろあって、でっかい野外ロックフェスに出る話。なんかコミック原作らしい。
主役のコユキくんを佐藤健、 バンドのリーダーを水嶋ヒロ、 あとメンバーは桐谷健太と向井理と、えーっと、ごめん名前が分からない。 ヒロインが忽那汐里。すごくかわいい。 最初の10分くらい猛烈につまんなくて見るのが苦痛でどうしようかと思ったけど、 とりあえずメンバーが全員出そろうまでは、と我慢していたら、 壊されたギターを「修理できるよ」って言われるあたりから見られるように。
謎なところは沢山あるけど (そもそも、他2つのステージよりも大勢観客を集めなければ解散だという条件で出場させてもらったんだと話て責められるところ、あんな刹那的に生きていながら、あんなでっかいステージに出してもらえるならもうあとどうなってもいい!くらい思ったりしませんかね) まあいっかー。
だってコミック原作だし。 作った人たちは音よりもビジュアルが大事な人たちみたいだし。
「BECK」 豪華版 <初回生産限定> 2枚組(本編DVD+特典DVD)
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2011/10/17
- メディア: DVD
音楽やってる男の子は普段の何割増しかでかっこよくなる。 かっこいい俳優さんたちを何人も集めてバンドをやらせたらどんなに格好良くなるだろう、と思ってこの映画を作ったんだろう。 でもかっこよかったのは楽器持ってない時の向井理のみ。 最後の野外ステージのボーカル桐谷健太も良かった。 他は、うーん、もったいないことです。
ネタバレして悪いんだけど、コユキの奇跡の歌声がイメージ映像ばっかりで、明かされないんだな。最後の最後だけ歌を出すのかと思ったら、最後まで出なかった。 奇跡を起こす歌声なんてハードル上げちゃってるからなんだろうけど、オードリーヘプバーンみたいに歌だけ吹き替えしちゃうって手もあったんじゃなかろうか。
声も歌もむっちゃいいけどルックスとかチャンスとかに恵まれなくて知名度がない人なんて、探せばザックザクいるでしょうに。 「フィッシュストーリー」のバンドはカッコよかったなー・・・。
まあでも出演してる俳優さんのファンは見ても損はなし。
佐藤健の学ラン姿はなかなか良いです。