ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

「彼女は嘘を愛しすぎてる」

予約リストの上位の方には無かったはず、

いやそもそも予約リストに入れてたっけ?

なんで送られてきたんだろう・・・と思いながらも見た。

見始めたら、

ああそうか、佐藤健が出てる音楽モノってことでリストに入れたんだっけ、

と思い出した。

少女漫画原作の音楽モノ。

佐藤健が超人気バンドの曲を書いている陰のメンバーで、

偶然出会った女の子とつきあいはじめるんだけど、

その子は実はアマチュアバンドのボーカルをしてて

ものすごくイイ声してるとかいう設定の映画。

NANA」とか「BECK」とか、

漫画原作の音楽モノ映画とかぶるところがあるのは、

これはソレ特有のお約束みたいなものなのでしょう。

で、ヒロイン役の大原櫻子ちゃんが、

可愛らしくて、歌に素晴らしく勢いがあって良い。

っていうかこの子を売り出すためにこの映画を作ったのかな?

もしもそうなら、音楽モノの映画はその順番が正しいと思うの。

コレは!!っていう歌が先にあって、

たとえプロモーション映画だと言われようとも、

音を最優先してそれからビジュアルとストーリー、

くらいの重要度だと思うのよ。絶対に。

なのでこの映画にとって、

大原櫻子ちゃんと出会えたことは最高にラッキー。

この子がいなければ成立しない映画でしょう。

BECK」も待てば良かったのに。

(と、ここでちょっと画像をググってみたら、黒髪肩上ボブにしてた。

そっちの方が似合うよね。)

大原櫻子ちゃんの歌は素晴らしい安定感だし、

佐藤健はかっこいいし、

隅田川の水辺の景色はイイカンジだし、

ちょっとくらい少女漫画特有の無理な台詞があっても

楽しんで見られる映画でした。

あと、これは佐藤健大原櫻子ちゃんの映画だけど、

私がこの映画で一番印象に残ったのは、

ベースのシンヤ役の窪田正孝かな。

そんで三浦翔平はホントに歌ってるの?吹き替え?

って思ったら本人が歌ってるっぽい。マジか。