「マイ・ドッグ・スキップ」
昔のアメリカの少年の日々を描いた映画。
主人公は8才の少年。
ぱっとしない、寂しい生活をしていた少年に、母親が子犬をプレゼントしてくれた。
「スキップ」と名付けたその犬と過ごすうちに少年はいろいろな経験を積むことになる。
えー、原作は実話なんだそうです。
小説家に育った主人公が少年時代を振り返って書いた小説が原作なんだそうで。
愛犬に対する、親バカならぬ「犬バカ度」の高さがとてもほほえましい、
愛らしい作品だと思います。
いいなあ。犬。
ジャックラッセルテリアは芸達者だし、
少年はかわいいし(特に少年野球のユニフォーム姿が)、
お父さんのケビン・ベーコンが落ち着きと雰囲気があってすごくいいし、
お母さんは美人だし、目の保養にもなりました。
私はさらりとした感じで気持ち良く観られる映画だと思いましたが、
きっと、この少年と同じくらいの年ごろで犬を飼っていた人や、
このくらいの少年のいる親御さんが見たら、もっともっと
深く思うところのある、共感する映画なのだろうと思います。
あと、個人的に、「show and tell」という授業がどんなものなのか見られたのがよかった。
Tiny Betsy McCall というお人形にその名前が付けられたお人形さんがいるのよね。
それから、白人と黒人とを居住区や映画館の席でくっきり分けているのをみて、
アメリカのお年寄りはこういう時代を直に経験してきてるんだなあ、と
なんだか不思議な気がしました。