ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

「アバウト・シュミット」

ついにツタヤDISCASに入会した。
記念すべき貸し出し第一作目がこれ。
しぶい、しぶすぎる~。
我ながらちょっとどうかと思ったんだけど、
手帳に書きためた「いつか見たい映画リスト」を手当たり次第に入力していたら
順番を入れ替える前に手続き中になってしまったのだった。
ちなみに同時に借りたのは「ファンシイダンス(邦画)」。

これは保険会社の部長代理を定年退職したシュミットの、定年後のお話。
いやーなんというか・・・。
あるある、ってうなづきながら見る人と、
身につまされすぎてゾーッとする人がいそう。

有給休暇の所得が少なく残業が多く定年制を設けている会社は、
社員の義務として定年まで2年ほどの社員全員に、
必修の研修として上映して見せるといいんじゃないだろうか。

その後の幸せな人生のために。
今のうちに何をすべきかが分かる。

(あー、でもダンボールが山積みになってるシーンとか見るとウツになるかも)

アバウト・シュミット

アバウト・シュミット

いろいろ考えちゃいました。
ダンナに家事をかなりしてもらってて悪いなあと思ってたけど、
当人の幸せのためには良い奥さんすぎない方がかえっていいんじゃないかと思ったり、
実家の父はえらいなあって思ったり、
うちも一人娘なんだけどダンナともうちょっと理解し合ってくれないものか、と思ったり。
(小6女子ってのはそういうもんなんだろうか・・・?)

あと、
本筋にかかわるものではないけど、
ちょっと出てきたフンメル人形っていうのが、むっちゃかわいい。
私も欲しい・・・はっ!
「下らない物を集めるためムダ遣いしたり」
むむう~。

私が先に死んだら、私の知り合いや友達なんてすごく少ないから、
お葬式は簡単に安くあげて欲しいと思ってたけど、
よく考えたらそうじゃないのよね。
私のお葬式は、私の知り合いや友達なんて呼ばなくていい。
それはメールで十分。
ダンナの友達や職場の同僚や親戚を呼べるだけ呼んで、
にぎやかに旧交をあたためてもらいたい。
出棺の時にお気に入りの曲さえかけてくれたら、
あとは雑談と宴会にして、それからのダンナをよろしくの会にして欲しい。
彼はすごく孤独に弱いから心配だなあ。
がんばって長生きしなくちゃー。