ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

地植えの植物たち

クリーピングタイムがぐんぐん広がってグランドカバーっぽくなってきた。
来年の春にはピンク色の絨毯みたいになるだろう。
思いの外かわいい花だったから、広がるとさぞかしキレイだろうな。


数日前の晴れた日にラベンダーを収穫した。
いつぞや少年達に踏み折られて一時はどうなることかとおもったけど、
新芽がたくさん伸びて、思いの外たくさん花がついた。
しゅんしゅん伸びた茎の上に紫色の花がついて風に揺れてきれいだった。
それを下の葉っぱのついてるあたりから切って、ざるに広げて乾かしている。

束にして部屋につるして乾かそうかと思っていたけど、
梅雨時だから、できるだけ早く乾くと思う方法を優先した。
折られた時に作ったリースはとても良い匂いがしたので、
リースと同じに、ローズマリー1号の枝と、月桂樹の枝を一緒にざるに上げてある。
新芽を出させるためには強剪定がいいんだろうか。
いまのうちにもっと切るべきかな?


ローズマリー1号(奥のが一号手前が2号)は上に伸びる質で、新芽が長く伸びている。
丸く刈り込んだところに新芽がぴんぴん伸びて、ちょっとハリネズミヤマアラシ?)
みたいなかんじ。結婚してすぐに買ったから、もう11年モノの株だ。根元の幹が太くて
風格が出てきた。


オレガノは本には大株になるってかいてあったけどどんなカンジだろう?
と思っていたら、なるほど、まだ植えて一年にもならないのに、じわじわと大きくなってきた。
放射状に枝葉を広げ、地面についたところからは根っこが出ているもよう。
なかなか確実な方法を採るやつだと思った。
生の葉はスパイスコーナーのドライの葉とは随分違う香りがするんだけど、
これは土壌や個体差によるものなんだろうか?生の方がずうっといいにおい。
花みたいなのがちらちら出てきてかわいい。
これが大きくなって色づいて、ピンク色の花が沢山咲いたようになるのだろう。
買ったときは数本しかその「花」の部分がなかったけど、
このぶんなら一抱えほど咲きそうだ。


今年初めて、ルピナスの苗を植えてみた。
背が高くなるマメ科っぽい花が咲く植物なんだけど、
ちゃんと実物を間近でみたことが無かったから、私にとって未知な植物。
3号ポリポットで一つだけ買ってきて植えたんだけど、葉っぱが大きくなってきた。
でも・・・花はいつ咲くんだろう。
そろそろなハズだけど気配がない。
ひょっとして来年ですか?

冬から春にかけて花壇の真ん中にはハボタンを3株植えて、
冬の彩りから、春に背が伸びて黄色い花がいっぱい咲くまで楽しんだ。
その場所には今度はヤグルマギクを植えてある。
100円ショップで買った種をポリポットに蒔いて、苗にしてから移植した。
すくすくと育っているから、秋には花が咲く予定。
色はいわゆるヤグルマギクの色の、ちょっと紫がかった深い青か、ピンクか白。
どれが当たってもハナオレガノと似合う予定なんだけど。
こればっかりは咲いてみないとね。


銀白色のふわふわの葉がかわいらしいアサギリソウは想像以上に大株になった。
高温多湿とムレに弱いから、これが限界の大きさなんじゃないかと思ったりする。
刈り込みした方がいいんだろうか?
今、太ったネコくらいのボリュームがある。
触れると、ふわふわのさらさらでとても気持ちがいい。
植えてすぐはそーっとそーっと触ってたけど、これだけ大きくなるとぶわっと撫でられる。




こいつらを、みんな置いていかなければいけない。

引っ越しは真夏で長距離だ。

次の住人はどんな人だろう。
私たちが引っ越した後、背の低いやつらはみんな夏草の中に消えちゃうんだろうか。
全部抜いて更地にしたあげく放置されるくらいなら、
そのまま何もしないでいてくれた方がオレガノが繁ってイイカンジになる予定なんだけど。

来年のタイムの花が見たかったな。
いやせめて、秋のヤグルマギクまででも。