ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

キャンドルを夕方灯す

このところ、夕方になるとキャンドルを灯してみている。

ロウソクと呼ぶのとキャンドルと呼ぶのとどっちがいいでしょうね?

キャンドルというお洒落な雰囲気に似合うような感じでもないけど。

そもそも始めたきっかけは、在庫が多すぎたからという理由で、

ただ捨てるよりは消費した方がよかろうと思ったからだ。

使ってみると発見が沢山あった。

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最初に使い始めたのは直径2センチ弱の棒状のもの。

遙か昔、高校生のときに雑貨屋で衝動買いした年代物であった。

なぜ買ったのかは覚えていない。

これは長時間灯すのにはあまり向いていないようだ。

溶けたロウが溢れて流れると同時に突然芯が長くなるので、

そこそこ芯が長くなってきて、溶けたロウがそこそこ溜まった時点で、

いったん芯をロウに浸して消火し、芯を切るという作業が要る。

ロウソクの火は、ついお誕生日のノリで吹き消したくなるが、

溶けたロウに浸して消す方が匂いがしなくてオススメである。

浸すのには私は爪楊枝を使ったけど、ピンセットが良いらしい。

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次に使ってみたのは、ティーライトキャンドルと呼ばれるもの。

直径4センチ弱で、アルミの器に入ってて、高さは1.5センチくらい。

↓こういうやつ。

カメヤマ ティーライトティン100個入

カメヤマ ティーライトティン100個入

  • 出版社/メーカー: カメヤマ
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

たしか茶香炉がやりたくて買ったんじゃないかな。

茶香炉はとうにありませぬ。

これを消費するために100円ショップでガラスのキャンドルホルダー

買ってきました。緑色が綺麗です。

ロウが全部溶けてもアルミのカップに溜まって、

うまい具合に燃焼していくので便利です。

さすがに普及してるだけあって効率的。

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次に使ってみたのは、以前ここに写真を上げたことのあるサンタさん。

ええ、あの可愛いサンタさんをついに使いました。

あれは20年選手くらいでしょうかね・・・。

クリスマスのたびにディスプレイに使っておりましたが、

ついに使ってみましたよ。

そうしたらあのサンタさんたちはロウがホイップされているようで、

減るのが早い。

そして芯が下まで入ってなかった(座金っていうんですかね?あれがない)ので、

なんか途中で終わっちゃったようなかんじになりました。

まあファンシーなデザインというのは完全に使い切るような使用法は

考えられていないものと思われます。

サンタさん、さようなら・・・。

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さらにその次に使ってみたのは、

非常用ローソクという名のついた、

非常災害時の備蓄を想定されたロウソク。

商品名は安全キャンドル補給兼用というらしい。

こいつがですね、まるでお洒落とは縁の無い紙箱に入っていながら、

点火してみると白一色の本体に炎の色が映えて、

思いのほかキレイなんですね。

ちょっと直径が太い(4.5センチ)ために、

真ん中だけロウが溶けて段々と減っていき、

まわりに壁が溶け残るという燃え方をしていきました。

白いすりガラスのようなロウの壁から炎が透けて、

とてもムードがあります。

しかしながら、この壁をどうするか悩むところ。

まだ一本使い切ってなくて、

今回は温まった壁を内側に折り込んで溶かしてしまったのですが、

あのままにするのも良かったかな・・・と思ったりして。

いずれにせよ、いったん火をつけたら全くのノータッチでいける

というわけでもないようです。

ただ、非常時用というだけあって、むっちゃ保つ。

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そんなわけで結論。

・非常災害時にローソクを備蓄するなら、芯を切るハサミもあった方がいい。

・もちろんライターも必要。

・一番手がかからないのはティーライトキャンドル。

・ロウソクの太さは火を灯す時間に応じて選ぶ。

 細いのは短時間、太いのは長時間。

・それぞれの形にそれぞれの楽しみがある。

非常用に、と思って用意していたけど、

一人の時間がある大人だけの楽しみとして、

キャンドルはなかなか良いなと思いました。

今度はもっとオシャレなのも買ってみたいな。