ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

ネギ

ネギに、はまっている。

泥付きのネギが手に入ればなおよし。

普通の小綺麗な長ネギでもよい。

ブツブツとぶつ切りにしてフライパンで焼く。

フタをして中までしっかりトロッとさせる。

終盤で、ただ、塩を振り、

しっかり焦げ目がついたくらいで完成。

やけどしないように注意して食べる。

娘は夕方帰ってきてから自分で焼いて

おやつに食べるようになった。

女子高生がおやつにネギ。渋すぎる。

このあいだひいた風邪がなかなかすっきりしないので

その対策でもあるようだ。

ネギを多めに食べるようになってから、

私は妙に寝付きが良い。

もしかしたら無関係な可能性もあるが、

この季節にカラダを温めるネギは良いと思うので

もうしばらく積極的に食べようと思っている。

きのうの晩ご飯には、ネギと牛肉を炒め合わせた。

いつものように4~5センチくらいにブツブツ切ったネギと、

牛肩ロース薄切りのシンプルな組み合わせ。

味付けは塩こしょうだけ。

最初に強めの中火で炒めたらあとはフタをして

火を弱めてじっくり火を通す。

牛薄切りにはネギの旨味が浸みて、

ネギの白いところはトロトロで甘みがあり、

ネギの青いところは牛肉の旨味をたっぷり吸い込んで、

それはそれは旨かった。

ネギが多すぎるかとも思ったが杞憂であった。

あの旨さが忘れられない。

そう思っていたところに、

いつもよりちょっと良い牛スネ肉を見つけたので買ってみた。

こいつと、鍋っぽい煮物に使うつもりで買っていた、

下仁田ネギを合わせてみたい。

そういうわけで、

現在、下仁田ネギの青いところを刻んだものと牛スネ肉は

ポリ袋に入れられて冷蔵庫の中で熟成中である。

少し薄めに塩をしてあるが、さてどうなるか。

加熱はルクルーゼの16センチにしようかとも思うが、

真空保温調理鍋にお湯を沸かして、そこに

ポリ袋のままインして、途中で温度を測って、

ちょっと低めの温度で3時間くらい加熱するのもいいかも。

ネギはすっかり溶けちゃって、ネギソースの中に

お肉が浮かぶかんじになるんだろうか?

他の具も入れた方がいいかもしれないな。

白い部分は形が残ってた方が美味しそうな気がするが

それはどうすればできるんだろう。

となると、やっぱり厚手鋳物鍋の方が良い?

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こうすると旨いかも、と、

料理をあれこれと考えるのは楽しい。

しかし、これは趣味の領域でやれるからだとも思う。

料理を「仕事」として作る場合は、

いろいろ考慮すべきものがある。

生活のリズムを勘案した時間に必ず供せること、

そこそこ栄養のバランスがとれていること、

各メンバーの好みがそこそこ反映されていること、

予算。

こいつを毎日きっちり守ろうとするからめんどくさくなるんだよね。

料理するのは週に3~4回くらいで、

好きな食材を自由に入手できて、

好きなように使って作れたら、

いつも料理が好きでいられるんだろうな-。