「しゃべれども しゃべれども」
面白かった!
国分太一が若い落語家を演じる話。
話し方が上手になりたいという人たち3人が落語を教えてもらいに来る。
ぜんっぜん落語の知識が無くて、どうなのか分からないんだけど、
ひょっとして国分太一の落語って上手なんじゃ?
噺をする場面は聴いてておもしろくて、引き込まれて続きを聞きたくなった。
言葉も聞き取りやすいし。
お茶の先生(?)をしている祖母の八千草薫と、その住んでる和風の家が
とても素敵だった。主人公と祖母の着物と、家のたたづまいがしっくりきてて、
和風っていいなあと素直に思いました。
しかし。
すごいツンデレっぷりの香里奈との会話が、
たぶんこの映画の一番の見所聞き所だと思う。
(いや分かんないけど。ひとによって違うだろうし。)
私、今までツンデレって言葉は知ってたけど、いまいちピンとこなかったんだよね。
これみて、
「あー! これだ。」
って思いましたです。
あと、すごい美人だしそういう設定でもあるんだけど、
あれほどの美人でも、ずっとブスッとしてるとあんまりキレイに見えないものなのね、
とも思いましたです。
それにしても十河(=香里奈)の覚えの速さは、北島マヤのようだ。
あと私ってバカなのかなあ。
ビミョーな機微がいまひとつ分からない。
はたから映画としてじっくり観てるから、かろうじて気持ちが分かるものの、
実際に自分が直面したら、絶望的にくみ取れないだろうと思った。
最後の、水上バスの場面。
なんでこういう会話になるの~~。
なんで30点でそういう展開になるの~~。
うちに来るかってどういう意味なの~~。
なんでそうなるの~~~~~。
きっと、日本の「言わなくても察してくれよ」って、
こういうことなんだろうね?
だめだー。分からん。
私って、察しの悪い女っていうやつなんだろうな・・・・・。
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- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
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