ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

違和感の正体はこれか?

映画「三丁目の夕日」を見てから長いこと、
なんで自分にはそんなにひっかかるんだろう・・・?
って考えていました。

その後、実母と電話してて「なんでだろう?」って言ったら、
実家の暮らし方が、昭和の時代とそれほど変わっとらんでちゃうか?
と言われた。

あいかわらずセーターをほどいて編み直したりするし、
兄のジーンズは20年くらい、破れてはツギをあててを繰り返し、
手工芸品みたいになったのをいまだにはいてるし、
おととしまでは黒電話を使ってた。
ご近所さんちの緊急時に、その家の赤ん坊をちょっとだけ預かったりも。

・・・・・・・。
そうかも。

 (変わらずにいる人たちもいるわけで、
  そういうのが好きなら各自がふつうにやれば良いのではないか?
 
  それに、人情とか思いやりとか物を大事にするとかいうのは
  どこかにあるものではなくて、自分で持つものでは。)
 

どうもそんなようなことがモヤモヤしていたらしい。

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お金がなくて指輪が買えないシーンがあったが、
私だったら針金丸めてわっかにしたのでいいから欲しいな。
だって、「その時」を思い出すツールになるから。

私の母の結婚指輪は、父の手作りだ。

父はステンレスの工場で働いていた。
母の指輪のサイズを紙ひもではかり、
ステンレスのパイプの端をカットして、
仕事が終わってから毎日毎日みがいたんだそうだ。

だから母の結婚指輪は、オールステンレス製(笑)。