ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

ハリーポッターと死の秘宝(最終巻)

えー、ついに読み終わりました。ハリーポッターの最終巻。

予想と違うところとか、まあいろいろ思うところもなくはないけど、

とりあえず完結して良かった。

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以下ネタバレあり。

まだ読んでない人は、うっかり間違えて開けないようにね。

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ひょっとしてダンブルドアとスネイプって父と息子なのかとか血縁なのかと思ったら

ぜんぜんそういう訳じゃないのね?

書き進めるうちに構想を変えたのかな。

まあいいんだけど、

なーんかスネイプってかわいそうなばっかりで報われないよなー。

あれじゃー彼の人生、あんまりだ・・・。

それからずっと前に、その人の願望を映し出す、鏡の話があったじゃない?

ロンは英雄になって、ハリーには大勢の家族ができるの。

もうぜったい最終巻ではそれが実現しちゃったような描写が出てくるかと思ったんだけどなー。

・・・・まあよく考えたらそれは叶ってるのかもしれないけど、

何も書かずにいきなり19年後だもんなー。

結局、ハリーは魔法使いの名家の生まれだから、

ジニーと結婚してめでたくウィーズリー家の一員に、っていうことではなく、

ジニーが名家に嫁ぐ、という格好にしたいんだろうか。

そのへんの描写は何もないんだけど。

どうも死喰い人たちの純血志向を非難しながら、同時に、名家や旧家というものの権威とかは

すごーく重視してて、ビミョーに違和感を感じなくもない・・・。まあどうでもいいけど。

予想以上に暗いお話になったなー、というのが感想かな。

17才の男の子に、死んでこいってのはちょっとねえ。

まあそれを言ったら、ロードオブザリングだって似たようなものだろうけどさー、

先にあの大きい蛇をやっつけないと無駄死にになる可能性だってあるんじゃなかろうか。

あれ?

そういや一章では犠牲者が大蛇に丸呑みされてたけど、

なんでスネイプは食べられちゃわないの?

美味しそうじゃないから?

あと、一巻目は楽しく書き始めたのに、売れるにしたがって、

いろいろ映画化とかゲーム化とか商業的なことがからんできて、

重圧が大変なのかしら・・・・って気配を感じるような。

そういや「ハチミツとクローバー」なんかも映画化が決まってから急速に暗くなっていっちゃったもんなー。

アイテムを集めて、ラスボスを倒して・・・・。

まあいいんだけど。

あと今回、どうもロードオブザリングの最後の方とかぶりすぎちゃうところが、ちょっとね。

ゾウの代わりに巨人ですか、みたいな。

なんだかんだ言いつつ、

ちゃんと完結して良かった。