「まほろ駅前多田便利軒」
映画の題名として先に知っていて、
三浦しをんが直木賞を取った作品だということで買ってみた。
面白い。そして読みやすい。
映画では瑛太と松田龍平が便利屋の2人であるわけだが、
いったいどっちがどっちをやったのだろう?
どっちが多田でどっちが行天でもぴったり似合いそうだ・・・、
と思いながら途中まで読んで、結局、
好奇心に耐えきれずにネットで調べてしまった。
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国道16号線沿線の町「まほろ市」。
東京の外れだとか16号線が通ってるとか、明らかに特定の地名を思わせるけれども、あくまで「まほろ市」という架空の町を舞台に繰り広げられる、多田便利軒という名の便利屋さんの話。
多田は仕事先からの帰りに、高校のときの同級生である行天と会って、そのまま成り行きで住まわせることになる。この行天が変人で、なおかつ何故か、変わった依頼や面倒事が降りかかるように・・・といったような内容。
会話が良い味出してて、
そこがすごく好き。
続編が出てるので、きっと読む。
行天の過去は肉付けされるんだろうか。
多田の傷は癒えるのだろうか。
- 作者: 三浦 しをん
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/01/09
- メディア: 文庫