ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

「みをつくし料理帖」シリーズ

「八朔の雪 みをつくし料理帖」(一冊目)

「花散らしの雨 みをつくし料理帖

「想い雲 みをつくし料理帖

「今朝の春 みをつくし料理帖

「小夜しぐれ みをつくし料理帖

「心星ひとつ みをつくし料理帖

「夏天の虹 みをつくし料理帖

「残月 みをつくし料理帖

「美雪晴れ みをつくし料理帖

「天の梯 みをつくし料理帖」(完結)

NHKでドラマ化されていました。

主人公の澪を、黒木華

小松原さまを、森山未來

店主の種市を、小日向文世

などなど。

とっても気に入って見ていたので、

続きを知りたくて原作本を買いました。

文庫本ブームの一環です。

はじめのうちはドラマのキャストのままで脳内再生されていましたが、

原作の澪は、18才で、店主の種市はもっとお爺さんな感じなので、

読み進めるうちにちょっとずつ離れていきました。

でもいいの。そうしたらそうしたで、

今度は、こんな役者さんもいいな、この役者さんでもいいな、と、

新たな楽しみが加わることに。

ちなみに、

化け物稲荷というのは創作かと思ったら、

本当にあったようで、

古地図に載っていました。

こちらの本の、

作品内に書かれていた通りの場所に、

化け物イナリという記載が。

IMG_5699.JPG

この地図を引っ張り出してきたのは、

私の連想する「神田」の場所が神田古本街であった為に、

どうも位置関係がぴんとこない・・・と思ってのことでした。

いやー、神田明神ってあんなところにあったんですね。

絶対に行ってはいけないと父から言われていたために、

場所を確認したこともありませんでした。

湯島聖堂には行ったことがあるのに。

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よもや坂村堂さまが、あれほどの重要人物になるとは。

続きを読んで良かったと思いましたね。

それから、ドラマの又次さんも渋くて素敵でしたけど、

原作本の中の、殺気を発する凄みのある又次さんも素敵。

そうそう、男性キャラが格好いいんですよ。

小松原さまも源斉先生も。

みなさんタイプが書き分けてあって。ふふ。

まあ私が野江ちゃんだったら、あっさり摂津様に身請けされますね。

途中でちょっとだれる(ちょっと雑になる)けど、

ちゃんと最終巻まで読んで良かったな。

時代物ってほとんど読んだこと無かったけど、

いいもんですね。