「しあわせへのまわり道」
私もかなりイイ年になってから免許を取ったので、
ぜひこれは借りて見なければ。と思って視聴。
ちなみに今年免許更新です。
ペーパーのゴールドってやつです。
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本の評論家として地位のある白人女性が、
運転教習の教官をしているシーク教徒の男性から
教習を受ける話。
女性はこれまで夫が運転してくれるからと運転免許を取らずにきたけれど、
夫が浮気して家を出て行き、離婚することになり、
遠くに住む娘に会いに行くために教習を申し込む。
申し込んだけれどもやっぱりキャンセルしようとした女性を
ほんの少しだけ運転席に座ってみてほしい、と言って座らせて、
「覚える必要ないわ。夫が乗せてくれる。」
と言う女性に、
「私も 母がいるからと料理を覚えなかった。
だが離れてからは自分で食事を作ってる。」
と話す。
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舞台はニューヨークなんですけど、
(シーク教徒の彼はインドから亡命してきた)
(ターバン巻いて、ひげを伸ばしてる)
初めて運転席に座って初めて動かすのが路上!
ビックリです。日本だと教習所内のコースで
そこそこ運転できるようになってから路上に出るじゃないですか。
あれは怖いわー。
主人公の女性が、夫からの離婚が受け入れられずに
悲嘆にくれて過去を悔やんで動けずにいるところから、
少しずつ前に進んでいくのがこの映画のテーマだと思います。
前を向いて、周囲の状況をよく見て、
注意深く、なおかつ勇気をもって前に進まなくちゃ。