ちびヤモリ
これはちょっと前の、まだ暑かった時のこと。
ベランダにミジンコの瓶を出して日光浴させて、
そのまま出しっ放しになっていた。
ミジンコの餌になる植物性プランクトンを増やすためである。
ボウフラが湧いたら嫌なので毎朝チェックしていたら、
ある朝、そこに小さいヤモリが浮いていた。
(・・・かわいそうに。もう少し早く見つけていれば助かったかも・・・)
と思いつつ、割り箸でつまみ上げたら、
なんと、生きてた!
びっくり!!
良かった~。
あまりに可愛らしいので、写真を撮ろうと思いたち、
いったんベランダに放してからカメラを取りに行き、
マクロレンズに替えて戻って、もういちどヤモリを捕まえる。
ぐふふ、写真だけ撮らせておくれ。
左手にヤモリ、右手にカメラ。
あせる。ぶれる。
撮っていたら買ったばかりのマクロレンズに汗が「ぼたっ!」っと垂れて
あああっ!って思ったけど両手がふさがってて拭けない。
とりあえず着ている服にあてて吸わせるけどどこまで吸収してくれたか。
ちびヤモリはそのまま指をよじのぼり、
指先から、ぴょんっと跳ねて逃げていった。
元気で大きくなってね~。