「しあわせの隠れ場所」
冬も近いある夜、半袖半ズボン姿の黒人の青年を可哀想に思って、
裕福な白人家庭のお母さんが居間に一晩だけのつもりで泊めてあげた。
最初は息子と同じ学校の生徒だということしか知らなかったのだが、
彼がきちんとしていることや行く当てが無いことを知り、
だんだんと彼をバックアップしていくようになる。
そんなかんじのお話です。
サンドラブロック演じる肝っ玉母さんの行動力と勇気がカッコイイです。
アメリカンフットボールって、攻める側と守る側があることと、
アメリカではすごく人気があるらしいということしか知らないのですが、
この映画を見たかんじだと、なんかラグビーのボールを使った集団での相撲みたいなかんじですね。
カラダが大きい人が圧倒的に有利で、あとは筋力と敏捷性。
見ていて大相撲のスカウトを連想しました。
彼は運が良かったわけですが、
バレーボールの試合の後の客席のゴミをひろっていたり、
きちんと寝具をたたむなどの行動が信頼を得たのだから、
誰も見ていない普段の行動というのは大事だなあと思いました。
ああウチももっとちゃんとお行儀を教えなくっちゃ・・・・・。
けっこう笑えて、鑑賞後の後味がとてもいい、気持ちの良い映画でした。
かなりオススメです。