「恋におちたシェイクスピア」
シェイクスピアが「ロミオとジュリエット」を書いたときに、
もしかしたら作者自身がこんな恋愛をしてたりするかも、
という映画。
アカデミー賞主要7部門受賞作。
とてもロマンチックな恋愛映画のオススメでアカデミー賞、ということで観たんですけど、
私にはいまいち入り込めませんでした。感情移入できる登場人物がいなくて。
彼氏の方はあんまり好みじゃないし、彼女の方はろくでもないなあと思ってしまいました。
でも!彼女はとってもお美しいのです。
グウィネス・パルトロウという女優さんなのだそうですが、
あれだけ美しければ何をしても許されるかもなあと思いました。
あと衣装がすごい。
美しいし凝ってるし、ものすごく手がかかってると思います。
衣装とヘアメイクは一見の価値有り。
っていうかそれに引っ張られて最後まで観たかも。
提灯ブルマみたいな男性のズボンにタイツとか、
がっちり刺繍がしてあるマントとか、
ここまで凝ったこの時代の衣装は他の映画ではまず観られないんじゃないでしょうか。
なかでも女王陛下のドレスと立ち襟と髪型は、手が込んでてすごいです。
ただ豪華なだけではなく、肖像画などに細部まで忠実なんだと思います。
やっぱりシェイクスピア作品をろくすっぽ知らないで観たのが良くなかったのかな~。
シェイクスピアの戯曲に詳しい人だとたぶん、もっともっと楽しめるんだと思います。
脚本家や映画監督が、大抜擢した若手女優さんとおつきあいというのは
わりと良くありそうですけど、こんなかんじなんですかね。
舞台ソデであんなにいちゃいちゃされてたらちょっとなんというか・・・・・・。
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