ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

バイオトイレ

数ヶ月前におがくずを使って分解させるトイレの話を読んだ。

水で流すのではなく、おがくずで排泄物を分解させるのだそうだ。

ふと思い出して気になって、どの程度のものなのか、実績はあるのかどうか調べてみた。

そしたら、予想以上に良さそうなものだった。

バイオトイレと呼ぶのだそうで、下水道の無い国立公園内などで使われているらしい。

水分はおがくずが吸ってくれて、おがくずが菌床になって有機物を分解して、

最終的にはとても良い堆肥になるのだそうだ。

http://eco.nikkeibp.co.jp/style/eco/person/070824_seiwa-denko01/index1.html

この記事の会社以外にもいろいろやってる会社はあるようで、ちょっとずつ違う部分はあるけど、

共通してるのはおがくずを使って分解すること・下水道が通ってなくても使えること。

今回の震災で下水道がやられてる地域は多くて、

復旧はいつになるか分からないとも言われている。

記事によると下水道が通っている地域では水洗トイレ以外のトイレを使ってはいけないと建築基準法で決まってるらしいけど、このタイプのトイレに限ってはOKにしてもいいんじゃないのかなあ。

これをポンと避難所に作れば、一気に避難所のトイレ事情が楽になるでしょう。

トイレは大事よ。生活の質に直結してる。

下水道施設が完全に復旧するまでは相当な時間がかかるだろうから、

こういうのを先に作って少しずつ広げていくのもいいんじゃないのかな。

とは言っても実物を見たことがない。

ググってみたらいろんな会社でやってて施工例もいろいろでてきたので、

ぜひ一度実物を見て、使ってみたいものだ。

実はダンナの実家のある地域も今回の地震で下水道がやられてしまって困っているらしい。

実家にこのシステムを置く場所はありそうなので、兄弟でお金を出し合って設置もいいかも、と思うんだけど、下水道が治ったら撤去しなくちゃいけないとなるとそれはもったいないなあと思うわけだ。

何か良い方法がないだろうかなー。

ーーーー(以下余談)ーーーーーーー

非常災害用品のなかにはトイレ関係のものもあるけど、

それの代わりにおがくず買っちゃおうかなあなんて、ちょっと思ったりして。

少人数で数日のことであれば、大きめのゴミ袋におがくず入れていけるかも。

あと、おがくずと言えば、ハムスター。

山ほどのおがくずがあったら、大きめのケースにみっしり敷き詰めてハムスターを放してみたい・・・。

自由自在にトンネルを掘って遊ぶハムスター・・・。かわいいだろうな~。

・・・っていったい何の話をしているのだ(笑)