ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

ブリカマ半額

現在、東京は主食系の食料品が軒並み品薄になっている。

スーパーのお米の棚はカラっぽになり、パンもほとんどない。

その様子を目の当たりにしたダンナは妙にあせってしまったらしく落ち着かない。

私はまだ家の在庫から考えると、完全に使い切るまでまだまだイケる、

うちにはスパゲティも大豆(乾物)もあるじゃないか、

転勤で磨いたこの技量(引っ越すたびに冷蔵庫の中身を使い切る)をなめんなよ、

と思っている。

あと一週間もしないうちに買い溜めした人たちの在庫は飽和して、

なおかつ品物が入荷してくるのとで、こんな品薄状態は解消されるだろうと思う。

だいたい、完全に売り切れている品物は簡単に食べられるようなものが多い。

パンとか牛乳とか卵とか。

買い占めする人がいるからだっていう説があるけど、

それはほんの一部であって、このあたりのスーパーの場合は、

普段は3食とも外食してるような、家では全然料理しなくて食材の買い置きが

まったくなかったような人たちが買ってるんじゃないだろうか。

だって、一見どう料理していいのか分からないような鮮魚は残ってるんだもの。

ダンナは、買い占めるわけじゃないんだから有るうちに1つ買っておこう、

という主張なのだが、娘はこれまた正反対の主張をしていて、

家にぜんぜん買って無くて本当に困ってる人がいるかもしれないんだから、

うちはまだいい、いよいよ無くなって食べるのに困ったらお菓子を非常食にしよう、

などと言う。

私は、あと一週間以上は籠城できるし、お米が少なくなったらおかずを増やせばいい、

なんとでもなるさ・・・と強気の顔をしながら、(でも今あるお米が底をついたときに

本当に入手できないと困るなあ)なんてこっそり思っていたりする。

なおかつ、かさを増やすための野菜類の品切れも多いところがちょっと不安だったりする。

そこで。

今日の夕方、ふと思いついて娘にスーパーにおつかいに行ってもらった。

もう暗くなって夕食の時間帯に入った午後6時半。

スーパーの閉店時間は午後8時である。

この時点で残っている品物は廃棄される可能性が高い。

今日は休日なので、本気で買う人は朝から並んでると思う。

たぶん青物の野菜はもう無いが、魚はあるはずだ。

産地(群馬や新潟)が無傷なキノコ類もあるはずだ。

残っている魚とキノコ類をたんまり買ってきたまえ、と娘に言って送り出した。

さあ、目論見どおり在庫があるだろうか・・・と待つことしばし。

娘は半額になったブリカマ(鰤のカマの部分)と、

98円均一のキノコを数種類買ってきた。よくやった!グッジョブ!

夕飯のおかずが一品増えた。

煮魚にしたブリカマは美味しかった。