卒業式でした。
きのうは娘の中学校の卒業式でした。
式次第の最後のほうで生徒たちが合唱するんだけど、
うちの娘がピアノ伴奏をする曲があったのです。
手袋なんてできないし、カイロが小さいのしかなかったから、
手が冷えてかじかんで動かないのではないかと心配していたら、
はたして前奏部分で一カ所怪しい部分が。
後できいたら、
そこは寒かったからとちったのではなく、「鍵盤が、ぬるっと来た」のだそうな。
そんなに手汗かいてたかな?と一瞬思ったけど、そうじゃなくて、
前の曲の奏者の涙が落ちていたのだそうだ。
1年生の時の合唱コンクールの伴奏では音がふわふわしてたけど、
きのうはしっかり芯のある音が出ていて、ちゃんとクレッシェンドもアクセントも利いて、
3年間のうちに何度も学校のグランドピアノを弾かせてもらううちに
重い鍵盤に慣れたんだな、と感慨深かったです。
一番分厚いタイツをはいて、しっかり厚着していったはずなのに、すごく寒かったです。
暖房の入っていない体育館は底冷えがして、じっと座っていると本当に寒い。
ふるえるほど寒くて足の先がしびれてくる。
東京でこれだけ寒いんだものなあ・・・と思いました。
どうか早く復興が進みますように。