「キャッチミー・イフ・ユー・キャン」
面白かった!
レオナルド・ディカプリオが華々しく小切手詐欺を行う未成年者を、
トム・ハンクスが堅物のFBI捜査官を演じる。
監督はスピルバーグ。たぶんこの人飛行機好きなのね。
この話は実話なんだそうだけど、
主人公の若い詐欺師がもんのすごく頭が良いの。嘘つきだけど。
チャーミングな笑顔で女の子から情報を聞き出して、
すごい注意力と観察力で小切手を偽造し、
もんのすごい度胸で詐欺をやってのける。
ラストまで目が離せません。
詐欺に手を染めるようになったそれまでの事情とか、
お父さんを慕う気持ちが丁寧にはさみこまれていて、
ただの追いかけっこだけじゃない、1人の青年のドラマでした。
それにしてもレオナルド・ディカプリオいいですね~。
良家の16才っぷりから収監されてやつれたあたりまで、
いや~さすがは名優だな~と感心しました。
タイタニックよりこっちの方が、
映画もディカプリオもだんぜん好きだな。
みどころは沢山あるけど、なんといっても予告編でも使われてる
パイロットに成りすまして、スチュワーデスに仕立てた美女で周囲をガードして
衆人環視の中を歩いていくシーン。
そういう手を使うか~!と、うなりました。
あと副操縦士になりすましてフライトの後だという設定で
飛行機にただ乗りしようと思ったらコックピットに通されちゃうところ。
でも一番好きなエピソードは、トムハンクスが
「月曜日には帰ってこいよ」
って言うシーンかな。
すごくいい映画でした。
まっとうに生活するのが幸せよね。
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