「南極料理人」
南極の基地で隊員たちが長い勤務を過ごす様子を描いた映画で、
料理担当の人が主人公。
外は零下何十度にもなってどこにも逃げられないし家族にも友達にも会えない。
そこで8人だけで毎日過ごすなかで、なんとかして楽しみを作りだそうと
いろいろ工夫しているんだなということが伝わってきた。
もっとほっこり楽しめる映画なのかと思ったけど、
私は札幌での窓の開かない長い冬を思い出して辛くなった。
たぶんギャグをいっぱい入れて描いてあるんだろうけど、
南極の冬の、まったく太陽の昇らない日が続く時期に
おかしくなっていく人が続出するのは、
感情移入しすぎの私にとっては怖かった。
裸で外に出すのは氷点下数十度の冷凍庫に裸で閉じこめるのと同じでしょう?
笑えないです。
料理はラーメンがやたら美味しそうだった。
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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