少し分かったこと
あれから少し調べて分かってきたこと。
・マミヤ6はけっこう数がある割と有名な機種らしい。
しかも、それで写真を撮ってる人もぽつぽついるようだ。
これはなんとかなるかもしれない。
・ド素人が「ザッと掃除して」なんていうものは無い。
やれるのは外側とケースを拭くことくらいだ。
機械っぽい場所は触らない方が無難。
綿棒で蛇腹の下の板にたまったホコリを拭いていてふと見たら、
謎のスプリングが片方外れた状態なのを発見。
これ、私がやっちゃったんだろうか。
おまけに、やっちゃいけない事だと分かってはいたのだが、
あまりに汚いので布を濡らしてレンズを水拭きしちまった。
おかげで、レンズはいけそうだということは分かったが、
今頃になって、これで傷がついてたら後悔しそうだなあ、
やっぱプロに任せた方が良かったなあ、などと思う。
もっともそれは、これを分解クリーニングしてくれそうな場所が
見つかったから言えることではあるが。
・コンテッサネッテルは、1919年~1926年にドイツで作られたらしい。
それ以前はコンテッサ社とネッテル社に分かれていて、
1926年に他のいろんな会社と一緒にツァイス・イコンという会社になったので、
コンテッサネッテルという会社名で商品を作っていたのはその期間に限られる。
機種や製造年度についてはまだ分からない。
・・・ということは、85年~90年前のカメラってことか。
・さて。プロのところに持っていって分解清掃+修理をしてもらうとして、
どの程度までの修理と、どのくらいまでの経費を出すかということだ。
マミヤ6はまあ普通に直してもらうとして、問題はコンテッサネッテル。
ピカピカの新品同様にもしようと思えばできるらしい。
ボロボロの皮ケースも新調しようと思えばできるらしい。
金に糸目をつけなければ。(笑)
しかし・・・ここまで古いと文化財っぽいというか、
オリジナルのケースを捨ててしまっていいのだろうかという気もする。
おまけに板状のフィルムの予備を入れているスエードの袋には
社のマークまでついている。これって社章の代わりなんじゃ?
どうしようかなあ。捨てちゃっていいかなあ。
でもクラシックカメラというのは実用に使えるかどうかや状態の良さが
かなり重要視される世界のようなので、やれるところは新調して
清潔に気持ちよく使えることを優先しようかな・・・予算の範囲で。