ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

石のこと

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うちに赤ん坊がいるわけじゃありません。

あつめた石の整理をしていて、石を入れていた靴下たちを洗濯したところです。

洗濯機でガラガラ洗えて丈夫でカワイイところが良し。

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ここ何年も熱が冷めていたし、そろそろ一度選別して、

お気に入りだけ残して後は処分しようかと。

あんまりたくさん石を持ってちゃいけないみたいな話もあるし、

いつか来る引越のためにも荷物の総量を減らした方がいいし。

久しぶりにそれ系のいろいろを見てまわってたら、

10年前とはずいぶん変わってておどろいた。

売ってるところが増えたこともあるけど、

この石にはこんな力が、なんていう効能の部分がガラッと変わってたりして。

昔はラピスラズリと言えば幸運を呼ぶとか護符になんて言われてたのに、

必要な試練を呼ぶ石だなんて解釈が広がってたり。

いつから始まったんだろうなあ。

ああいうのはだいたいアメリカのチャネラーさんが発信元なわけだけど、

聞いたことのない名前の石だなと思って調べると、

あるチャネラーさんが認定した水晶が特別な名前で高く売られてて、

(これって昔ならミルキークオーツって名前がついてたよなあ・・・)

なんて思ったりして、商売商売というか、金儲けの匂いが強すぎて

なんだかなあと思ってしまったのだった。

でも私は、石の力をまったく信じていないわけでもない。

記憶を蓄積したり念がこもったりというのはあるかもしれないと思う。

近くに置いておくと感情を左右したりする石もたまにあると思ってる。

反面、もっとどっぷりクリスタルを信仰している人たちの様子には

それはちょっと違うんじゃないかと思ったりもする。

浄化すると輝きが増すってのは、そりゃ洗ってやればキレイになるよ、と思うし、

虹が増えた!ってのは、そりゃ温度変化による内部のクラックだよ・・・と思ってしまう。

自分なりに、行き着くところまでやったんだろう。

もっと沢山持ってる人はいくらでもいるし、

もっとお金をかけてる人も大勢いる。

でも自分はもう十分やったと思うので、そろそろ買うのは卒業だ。

厳選して残りは処分する。

処分すると決めたものの、ビミョーに迷いが出るのだ。

なにしろ石は腐らないし、洋服のように旬やサイズ変化というのが無い。

もうちょっと持っててもいいかな・・・という気がしてしまうのだ。

それに、まるで愛着の無いものは燃えないゴミでいいかと思うが、

買値が高かったモノは、誰か欲しい人いないかな、とか、売れないかな、と色気が出る。

ジュエリー系ならそういう道もあるが、ことパワーストーンとして売られていたものは

人に譲るのも中古で売るのも難しい。道徳的にどうよ、って感じもするし。

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売れそうな石No.1 の金ルチルクォーツ球。

スモーキーシトリンの地に、これでもかってくらいびっしり金針が入ってる。

太陽の下だとキラキラして綺麗だけど、部屋の中で見るとただの濁った玉です。

処分候補だったけど、とりあえずベランダの植木鉢の上に置いてみた。