「君に届け」
先月はちょっと気分転換だの気晴らしだの、
こんな時のために娯楽があるのだ、だのと言いつつ、
日頃しないちょっとした散財をしていたのだ。
迷ってたけど緊急事態だからこれは必要経費だ、なんて言いながら。
その中のひとつがコレ。
少女漫画のコミック「君に届け」
しばらく前に、娘が友達から借りてきてて1巻~8巻まで読んで、
続きが気になるなあ~、と思ってたのよ。
9巻と10巻が出てるのは知ってたけど、友達から借りてくるのを待つか、と思ってたけど・・・
自力で買ってしまいましたですわよ。
だって緊急に楽しめるものが必要だったんですもの。
いや~、買って良かった。
心が洗われます。
いいなあ、高校生くらいの時にこんな恋がしたかったな~
もしお読みになる方がいらっしゃるなら、
途中からは絶対ダメよ。
必ず1巻からね!
試しにちらっと読むなら1巻だけ買って、
続きを読むかどうか決めるのがおすすめ。
8巻まで読み終わってから今回9・10を買うまで少し時間が空いてたんだけど、
買ってびっくりしたのが、急に「商品化」が進んでいたこと。
少し前にアニメ化され、なんと今度は実写で映画化するらしい。
関連商品が売り出されてコミック本体に宣伝が載ってる~。
いつの間にこんなことに!?
なんというか、微妙に方向性を間違えてる気がするんだけど・・・。
このコミックを実写化するのはものすごくハードルが高いと思うのよ。
だって読む人それぞれに、それぞれの貞子や風早君のイメージがあるもの。
貞子はただ普通にかわいい子に重い髪型させるだけになっちゃいそうだし。
で、なんたって風早君よね。
ありそうでありえない人物。
どこにでも居そうで、実際にはどこにも居ない男の子。
生身の人間には不可能じゃないかとさえ言われていたりして。
ちなみに私の風早君のイメージは、「NANA」の頃の成宮寛貴をぐぐーっと若くした感じ。
もしくは手越 祐也・・・それでも22才か~。これ高校生だもんな~。
と思ってたら実写化のキャストが今朝発表になってた。
主人公の爽子に多部未華子、
風早君に三浦春馬。
多部未華子は、なるほどそう来たか、というかんじ。
清楚でけなげな感じが出せそうでいいかも。
三浦春馬は・・・・・・・まあしょうがないんだろうな。
私はイメージじゃないけど、高校生の役ができる年で人気と演技力があって、
となると限られてくるもの。男っぽくてカッコイイんだけど、うーん、もうちょっと
どっか可愛い方が良かったなあ。まあ風早君は誰がやっても満点は無いから、
仕方ないかな。
はぁー。
思い入れの深いコミックが実写になるというのは、
なんとも悩ましいものですなあ。
- 作者: 椎名 軽穂
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/05/25
- メディア: コミック
- 作者: 椎名 軽穂
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/09/11
- メディア: コミック
- 作者: 椎名 軽穂
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/01/13
- メディア: コミック