ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

覚えられないの。

大きな声では言えないが

(といいながらこんなところに書いてしまうけど)、

ここに引っ越してきてから1年半になるというのに、

実はすぐお隣の奥さんの顔が覚えられない。

生活の時間帯はだいたい同じくらいみたいなんだけど、

私があまり外に出ないことと、

おとなりさんが外に出る時間がずれるせいで、

めったにお目にかかることがない。

ちなみにお当番グッズの受け渡し等等には

ダンナさんがいらっしゃるので、ダンナさんの方は

なんとか覚えた。

会う回数が少ないとはいえ、何度かは会ってるんだから

そろそろ覚えてもいいころだと思うんだけど、

なぜ覚えられないのか考えてみるに、

彼女が美人だからではないかと思う。

そもそも、美人というのは特徴に乏しい。

大勢の人の顔を合成していくと美人になるのだそうで、

パッと見て、ああ正統派の美人だな、と思うんだけど、

それ以上に印象に残る特徴がない。

さらに、髪型が大きく変わる。

初めて会った時は超ロングだった。

次ぎに会った時はショートだった。

今はミディアムのようだけど、アレンジなさるので

会うたびに雰囲気が違う。

しかもオシャレさんなので、服装の幅が広い。

これがまたどれもこれもしっくり馴染んで似合ってる。

どの服が彼女のスタンダードなのか全く分からない。

これで体型に特徴でもあれば分かりやすいのだが、

スラッとしてスタイルが良さそうでありながら

体の線を強調する服は着ないので、

これまた特徴にならないのだった。

ああ言い訳ばかりだ。

そろそろ覚えないとまずいような気がする。

このままでは近所で会っても素通りしてしまう。

いやもうしてるかも。