「ディープ・インパクト」
彗星が地球にぶつかるという設定の、お金をかけたSFパニック映画。
モーガン・フリーマンとイライジャ・ウッドが出てて、
テレビでやってくれるので録画しておいて見た。
「インディペンデンスデイ」の親戚みたいなもん?と思って、
さらっと適当に流そうかと思ったら、
意外にちゃんとした丁寧な映画だったので、真面目に見た。
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- メディア: DVD
人類が絶滅しちゃうかもしれない、っていうんで、
ノアの箱船みたいな避難所をつくって、そこに100万人だけ入れるんだけど、
エライ人が入って、あとは一般市民の中から50才以上の人を除いて抽選なのよ。
年老いた両親は避難所には入れない。
自分は選ばれたが大好きな彼女は抽選に漏れた。
さあどうする?
人類滅亡の瞬間を目の前にして、誰とどう過ごす?
以下ネタバレあり。
たぶんバレても楽しめる映画だとは思うけど、いちおう分ける。
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えー、彗星に穴を開けて核弾頭を埋め込んで割っちゃえばいいんじゃないか、ってことで、宇宙飛行士の皆さんが作業しに行くんだけど、まあいろいろアクシデントがあって、計画通りにはうまくいかないわけです。そんで最終的にはスペースシャトルごと、偶然開いた穴につっこんでって地球を救うわけなんだけど。
でもさー。地球上は哺乳類が生きていけないくらいの状況になるんだよね?
避難所に入れなかった人たちは滅亡しちゃいそうなんだよね?
宇宙飛行士の皆さんは、彗星をそのままにした場合、
どこに帰ってくるつもりなんでしょう。
帰る場所ないじゃん。
それに、宇宙飛行士の家族は無条件に避難所に入れることが決まってるの?
選択肢はほかにない気がするんだけど。
日本とか中国だったら出発の時点でその覚悟でしょうな。
関係ないけど宇宙飛行士さんたちの場面になると、
頭の中で「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌が浮かんでくる。(笑)
結果的には、ものすごい大津波さえなんとかやり過ごせば
生き延びられることになったらしい。
オフロードバイクでガーッと山に登って助かるくらいのことだったら、
山の上に大規模な簡易避難所をつくっておけば良かったんじゃないの?
まあいいけど。
あと、衝突まであと数日になっても、
軍隊の皆さんや電力会社の皆さんは
あれだけ仕事をする気になるだろうか。
副大統領はさっさと辞めちゃって家族と過ごすことにしたんでしょ?
まあいいけど。
数年前にアメリカで、ハリケーンですごい被害が出たことがあったじゃない?
それに今現在、アメリカにまた大きなハリケーンが来るからっていうんで、
夜間外出禁止令が出て、190万人が車を連ねて避難してるらしい。
この映画が作られた頃には、そういうの、まだあんまり無かったんだっけ・・・・。