ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

のだめカンタービレ#21

のだめカンタービレの21巻を買ってきた。 今、読み終わったところ。 ここしばらくコツコツ進んでいくような展開が続いていたように思うんだけど、 ここに来て「オオッ!」ってな感じです。 ほかの人はどうだか知らないけど、 私には最後の展開が、すごく胸にせまるものがありました。 すばらしい。 ですがまだ一度も読んだことが無いという方は、 少なくとも前巻(20巻)かその前(19巻)あたりから読まないと、 いまひとつ堪能できないかもしれません。 ちなみに、今回は帯が佐久間さんってのも個人的にツボだった。
のだめカンタービレ #21 (21) (講談社コミックスキス)

のだめカンタービレ #21 (21) (講談社コミックスキス)

  • 作者: 二ノ宮 知子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/08/11
  • メディア: コミック
以下ネタバレを含みます。 実にいいところにシュトレーゼマンが出てきましたね。 前の巻、いやもっと前から? 張られてきた伏線や、 じっくり描かれてきたピースのそれぞれは、 みんなこのためだったんでしょうね。 悪魔に魂を売り渡す。 音楽の神様に魂を売り渡す。 のだめに魅入られたシュトレーゼマンの表情が。 魔法陣の真ん中に立ってのだめに手を差し伸べるシュトレーゼマンの姿が。 「千秋のことなんか忘れて 僕と一緒に行きますか?」 あの場面は、たまらんです。 ちょっと分かる気がするんだよね。 売り渡す気持ちが。 ずっと忘れてたけど。 昔、半分くらい売り払ったような気がしないでもないんだけど、 残りの半分売っちゃったら、もう人間じゃなくなるんだろうか。