「イン・ハー・シューズ」
断然、吹き替えよりも字幕の方がいい。
キャメロン・ディアスで、題名にシューズって入ってて、
なんか軽めのオシャレなお話なのかな?と思ったら、もう、全然。
しっとりどっしりのヒューマンドラマでした。
弁護士でしっかり者の姉と、問題行動だらけの妹。
もうね、すごいのよ。
前半は、あんな妹いたら大変だ、絶対許せないなー、と思いながら見た。
だけどその妹も、やる気がないわけじゃない。
だんだん背景に学習障害と自尊心の低さがあることが分かってくる。
たまに、
自分がダメダメで、もう私なんてどうしようもないよ、
って自己嫌悪になったりするけど、
・・・人それぞれダメなところって違ってるんだよね・・・?
ダメなところが違うんだから良いところも違う。
ということを思い出させてくれる映画だと思います。
きっとどこかに、自分にぴったりな場所があるはず。
キャメロン・ディアス、ほんっとに良いですねー。
素晴らしい役者さんだと思います。大好きです。
最後の、姉の結婚式での妹のサプライズプレゼントに泣ける。